ほくほくの炒飯に、熱々の麻婆豆腐。町中華には、「常連メシ」と呼ばれる人気メニューが存在します。今回訪れたのは、愛知県春日井市の名店「仙楽」を調査しました。クセになる客続出!ショウガたっぷりの「ハオユー麵」CBCテレビ『チャント!』創業55年の大人気店「仙楽」で数あるメニューの中でも、最も注文されているのが「ハオユー麺」です。町中華ではあまり見慣れない茶色ベースのビジュアル。焼き目を付けたちゃんぽん麵に、熱々のあんをたっぷりかけています。あんと麺をしっかり混ぜて食べるのが“通”の食べ方です。(常連客)「おいしい!すごくおいしい!!」CBCテレビ『チャント!』見た目は少し地味にも見えますが、ひと口食べればその味わいにヤミツキになる人が続出。ごはんとの相性も抜群で…。(常連客)「ごはんに合う味。ごはん足りねぇなあ」常連の間では、「ハオユー麺」のあんをごはんの上にのせて、「ハオユー丼」として楽しむスタイルも常連たちの定番です。一体、「ハオユー麺」の何が彼らを惹き付けているのか尋ねました。(常連客)「ショウガの風味が効いていて、めちゃくちゃおいしい!ショウガ大好き」そう、「ハオユー麺」の最大の特徴は、たっぷりと効いたショウガの香りと風味。その香りは、なんと隣のテーブルまで届くほど!一度味わえばクセになる“唯一無二の一杯”として、常連たちを魅了しています。「ハオユー麺」の“ハオユー”とは?人気メニュー誕生は“まかない”から!CBCテレビ『チャント!』厨房では、千切りにしたショウガをたっぷり入れ、その上に刻みネギを大量投入します。「ハオユー麺」の具材はこの2つだけなのです。(店主・登勝広さん)「(Q今入れたこれは?)ハオユーです。これがオイスターソースです。(ハオユーは)オイスターソースのこと」“ハオユー”とは、中国語でオイスターソースのこと。では、どうしてこのメニューが生まれたのでしょうか?そのきっかけは、約40年前の“まかない”にありました。(店主・登勝広さん)「オイスターを使って何かできないかなと思って。まかないで僕がおいしいと思って、目の前にあったショウガとネギで、とりあえず作ってみたらおいしくて。そのまままかないに出したんです」当時、従業員に出した何気ない一皿が好評を博し、やがて正式メニューに昇格。今では「仙楽」の絶対的エースメニューにまで成長しました。(店主・登勝広さん)「うちは、会話から新メニューが生まれる。まかないの希望を聞いたりして」新メニューが生まれるかもしれないから、まかないにも力を入れていると語る店主。「仙楽」で提供されているオリジナルメニューの多くが、“まかない”から生まれたものなのだとか。まかないは単なる従業員の食事ではなく、人気メニュー誕生の源泉だったのです。2番人気は「トロ玉チャーシュー麺」!ごはんにも合う感動の一杯CBCテレビ『チャント!』創業55年の名店「仙楽」には、看板メニュー「ハオユー麺」以外にも、常連を唸らせる人気メニューが揃っています。店で2番人気を誇るのが「トロ玉チャーシュー麺」。ピリ辛のスープに、とろとろの半熟玉子と大ぶりチャーシューが乗った贅沢な一杯です。(常連客)「毎回、いつも感動する!」「ハオユー麺」と同様、こちらもあんをごはんにのせて食べる人も多いとのこと。ここでしか味わえない“唯一無二”の一杯が、また一人、また一人と常連を増やしています。さらに今、人気急上昇中のメニューが「大辛汁なし」。汁なし台湾ラーメンをベースに、店主オリジナルの味付けが加えられた進化系メニューです。辛さは2辛から4辛まで選べる仕様で、食べた人はこう語ります。(常連客)「辛いだけじゃなくて、うま味が同居する辛さ。辛いのが苦手な人でも食べやすい」このメニューは、次なる「ハオユー麺」候補の一角として注目を集めています。新メニューの95%がボツ!?メニュー開発の裏側CBCテレビ『チャント!』そんな中、店主が新たなメニューを考案。完成したのが「チンゲン菜の煮込み焼きそば」です。さっそく従業員の反応を確認します。(従業員)「チンゲン菜はおいしいよ」(従業員)「問題は“見栄え”だよね」従業員たちから忌憚のない意見が飛び交い、店主も参考にしてメニュー化の可否を決定します。(店主・登勝広さん)「95%ボツだよ!(色々作るけど)何かが欠けているんだよね」今回の「チンゲン菜の煮込み焼きそば」は惜しくもボツに。しかし、1週間後に店を訪れてみると、店主が密かに改良を重ねていたことが判明。完成した新作は「夏焼ソバ(チンゲン菜の塩焼ソバ)」。(店主・登勝広さん)「(Q目標は「ハオユー麵」越え?)もちろん!次のエースが欲しい!」店主のひらめきから誕生する「仙楽」のまかない常連メシを求め、今日も常連客がやってきます。CBCテレビ「チャント!」2025年3月19日放送より