リアルを届ける。闇バイトから10代を守る最新の防犯教室とは

10代の若者が闇バイトで特殊詐欺に関与してしまう問題が、愛知県でも深刻化しています。知らぬ間に引き返せない罠へ嵌まっていく若者を守るため、教育現場ではどのような啓発が行なわれているのでしょうか?11月4日の『CBCラジオ #プラス!』では、読売新聞の記事を基に、永岡歩アナウンサーと山本衿奈がこの話題を取り上げました。
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愛知県内において、特殊詐欺に関与したとして摘発された19歳以下の若者が増加傾向にあります。昨年1年間の摘発人数は過去最多の53人に達し、3年連続での増加となりました。
摘発された少年のうち、現金を受け取る「受け子」が29人、引き出す「出し子」が11人を占めており、全体の約8割に上ります。
加担のきっかけとしては、先輩や友人からの紹介に加え、SNS上の「闇バイト」に応募したケースが大半を見せているとのこと。愛知県警の幹部は、SNSが犯罪の入り口となり、周囲を巻き込んでいく実態に警戒を強めています。
永岡「友達付き合いさえ気を付ければ大丈夫なんじゃないかと思うんだけど、そういうわけでもなさそうだよね」
友人とは普段通り接していても、「遊ぶお金が欲しい」「手軽に稼ぎたい」といった軽い気持ちから、SNSで高額報酬を謳う募集に応募してしまうリスクがあるためです。
特に「簡単」「危険はない」といった甘い言葉は、社会経験の少ない10代にとって強い魅力に映りがち。スマートフォンの画面越しに応募できてしまうため、保護者が変化や兆候に気づきにくい点も問題を複雑化させています。
警察による防止教室
事態の深刻化を受け、愛知県警は小中学校での「闇バイト防止教室」を強化しています。昨年は県内37校で実施されましたが、今年はさらに回数を増やして啓発を行なっています。
今年8月に名古屋市港区の宝神中学校で行なわれた教室では、実際に「受け子」として摘発された少年のインタビュー映像が活用されました。
山本「実際の方のインタビューをとなると、かなりこう」
永岡「衝撃的だろうね」
山本「そうですよね。またより響くものがあるかと思うんですが」
参加した男子生徒は「スライドを見るよりも危険性が伝わった」「引き返せる分岐点を見極めることが大切だと学んだ」と語り、現実の重みを受け止めていました。
特殊詐欺の知識を早期から
手口が巧妙化する中、早期教育の重要性について永岡は「知識がひとつあるかないかで大きな差が出る」と語ります。
また、闇バイトの多くは加担後、脅迫によって口封じをされる構造がある点にも触れました。
永岡「そんな中でも、分岐点じゃないけど、どこで引き返すのか。『闇バイトやってもうたけど、これ言わないともう終わるぞ』っていう、自分の中の踵を返す場所っていうのがわかってもらえるといいなというふうに思いますね」
犯罪の手口が巧妙化し続ける現代において、こどもたちが危険を見極め、正しい行動を選び取るための知識を与える取り組みは欠かせません。若者を被害者にも加害者にもさせないため、地域や教育現場が一体となった粘り強い啓発活動が今後いっそう重要となります。
(ランチョンマット先輩)
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