TWK、BBS、DTWK。サイバー攻撃に立ち向かう?謎の略語の正体

攻撃してきた相手のサーバーを、たわけ(ばか)にしてしまう「TWKプログラム」? 10月30日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』「言えば言うほど」のコーナーでは、サイバー攻撃をめぐる投稿から、つボイノリオと小高直子アナウンサーの掛け合いで、耳慣れない略語が次々と生まれました。
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近頃は、企業へのサイバー攻撃による情報流出が相次いでいます。GMOインターネットグループをはじめ、不正アクセスによる流出は全体で3億3000万件にのぼります。
「AIによる無差別攻撃はすごいですね。抜かれるデータに軌跡が分かるプログラムなどを仕込めないんでしょうかね」(Aさん)
つボイ「こういうふうにずーっと抜かれていった、この道筋通ってこっちへ行ったんやと」
「または抜いた先のサーバーがたわけになるプログラムを仕込めないものなんでしょうか」(Aさん)
小高「巷で言われている、能動的サイバー防御という範疇に入ってくるやり方でしょうね」
AIを使って攻撃してくる相手を突き止め、たどった先のサーバーをたわけにする。つボイは、この画期的すぎる仕組みにこんな名前を付けました。
つボイ「TWKプログラムって言うんですよ」
小高「た(T)わ(W)け(K)」
つボイ「あ、気付いたんや」
種明かしをする前に、あっさり見破られてしまいました。
エンジニアの端くれの疑問
「GMOのサイバー攻撃を見て、昔エンジニアの端くれだった私が思うんですが、そもそもインターネットって経済活動を想定して設計されていないんじゃないかと思います」(Bさん)
つボイも30年前のインターネット初期から、『聞けば』のホームページやインターネットラジオで関わっているので、わかるはずだとBさん。
インターネットはもともと学術目的や研究目的で開発されたもので、金銭の授受に利用されることは想定されていなかったそうです。
ネットワークで経済活動を行うなら、安全性に配慮して、情報のやり取りと金銭のやり取りは別系統のハードウェアにする。それがBさんの考える本来の形です。
「情報系統のネットワークがサイバー攻撃にあっても金銭の取引のあるネットワークは遮断して、経済的な損失を回避する設計にすればいいのです」(Bさん)
研究者の道具にただ乗り
ところがインターネットでは、情報の伝達も、音声や動画などのマルチメディアも、家電のコントロール信号も、金銭の情報も、すべて同じハードウェアでやり取りされています。そのため、経済的な情報だけを遮断することはできないそうです。
企業や金融機関は、安全性を担保するために本来なら自前のネットワークを設計すべきだったとBさんは指摘します。
「経済的な安全性など全く関心のない研究者の道具にただ乗りしただけですから、サイバー攻撃に弱い仕組みになったんではないでしょうか」(Bさん)
BBSとDTWK
小高「経済活動のオンラインっていうのは、切り離すっていうこと。これ、BBSですよ」
つボイ「え?ば…」
小高「別(B)別(B)にする(S)」
つボイ「私のTWKとあまり変わらんやないの、それは。横文字の難しい言葉が横行してますね、この番組は。BBS、TWK」
さらに強力なものとしてつボイが持ち出したのは、DTWK。「ど(D)た(T)わ(W)け(K)」にする、Dが強調されたプログラムです。
とはいえ、状況は笑い事ではありません。
小高「情報流出するだけじゃなくて、実害が本当にないように、自分たちでできる部分の身の守り方、2段階認証とか、高度なセキュリティとか、やらんといかんね」
TWKにBBS、DTWK。笑いを交えながらも、サイバー攻撃への備えをあらためて考える時間となりました。
(minto)
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