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講談師・神田松麻呂が語る「二ツ目」の真のつらさ

講談師・神田松麻呂が語る「二ツ目」の真のつらさ

10月12日放送『北野誠のズバリ』は祝日特集として、講談師の神田松麻呂さんがゲストに登場。松麻呂さんは26歳の時に三代目神田松鯉さんに弟子入りし、現在二ツ目。兄弟子は『にほんごであそぼ』(Eテレ)などに出演した三代目神田山陽さん、「チケットが取れない講談師」として知られる六代目神田伯山さんなど。番組では講談に関する豆知識とともに、実際にいくつか講談の演目を披露した松麻呂さんですが、ここでは講談師になろうとしたきっかけや、二ツ目ならではの苦労などについてを取り上げます。聞き手は北野誠と大橋麻美子です。

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講談師になろうとしたきっかけ

漫才、コント、落語などはテレビで観て知ることが多いですが、松麻呂さんが講談師になろうとしたきっかけは、伯山(当時は松之丞)さんを観たことがきっかけ。
よくひとりのスーパースターが生まれると、その業界は活性化すると言われますが、白山さんはまさにそれを体現した兄弟子。

北野が所属する松竹芸能でも、かつてオセロが売れると女性漫才師をめざす人が増えたり、ヒコロヒーさんの人気が出ると、ピンの女性芸人をめざす人たちが養成所に来るのだそう。

さらに80年代後半は、心斎橋筋2丁目劇場でダウンタウンが爆発的な人気を得ると、養成所に多数の応募者が来るようになりました。

兄弟子の講談に魅せられて

もともと芝居に打ち込んでいたという松麻呂さん。講談の世界に触れたのは、後輩から「先輩に松之丞さんという方がいて、面白いので観た方がいい」と言われ、足を運んだのがきっかけ。

もともと劇作家のつかこうへいさんに憧れ、情熱的な芝居を目指していた松麻呂さんですが、講談には現在の演劇よりも情熱的な話が多くあることを知ったことも大きな動機だったそう。

兄弟子・松之丞さんの講談をきっかけに師匠・神田松鯉さんに弟子入り。この時は「松之丞さんと戦ってみたい」と考えていたとか。

真打まで14年

現在、松麻呂さんは二ツ目ですが、次のランクの真打になれるかどうかは、所属している落語芸術協会の理事により決まります。
だいたいは前座で4年、二ツ目で10年ほどかかるため、あと6年ほどかかりそうとのこと。

ただ、北野が東京の落語家からよく聞いていたのは、一番食べていくのがつらいのは、実は二ツ目の時だそう。
前座の時は先輩に食事をごちそうになったり、お年玉をもらっていたのが、二ツ目はそれほど収入が上がるわけでもないのに、お年玉をあげる方にならなければいけません。

お年玉の金額に決まったルールはありませんが、前座が30人ほど集まると大変。真打からのお年玉は前座には配られますが、二ツ目には配られません。

中間管理職のようなつらさが二ツ目にはあるようです。
(岡本)
 

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