「こんなとこ住むんやなかった」つボイノリオの命を救った八事の坂の上の家

八事の坂の上に住むつボイノリオは、「帰り道の坂がしんどい」とこぼしてばかり。けれどもその家こそが、心筋梗塞で倒れたつボイの命を救っていました。10月12日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』は、祝日特集「わが街再発見!八事界隈」。坂道へのぼやきから始まった話は、小高直子アナウンサーも知る、あの日の出来事へとつながっていきます。
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「私にとって八事は坂道が多くて道路がそんなに広くない印象」(Aさん)
この投稿を受けて、つボイの口をついて出たのは坂道への愚痴。山の手と下町なら、山の手のほうが高級そう。若い頃はそう思っていたそうです。
つボイ「この歳になるとね、坂道いらん。もう下町でええわ。毎日帰ってくるのがしんどくてしょうがないわ」
ところが、この坂の上の暮らしには、つボイにとって大きな意味がありました。
ホテルのような待合室
「八事といえば日赤でしょうか」(Bさん)
滋賀県東近江市のBさん。20年ほど前、名古屋に住む親戚が入院し、父母と長男を連れて見舞いに訪れたそうです。
「驚いたのがホテルかと思うような待合室の作りで、おしゃれなカフェみたいな店があって、当時も今も滋賀県では見たことありません。さすが名古屋、病院にも金をかけるんだと感心したものです」(Bさん)
つボイは再び坂道の話に戻ります。坂を登って帰るのがつらく、「俺はなんでこんなとこに住んだんやろ」と思うこともありますが、そのたびに頭に浮かぶのがこの八事日赤です。
命の恩人の場所
2009年につボイが心筋梗塞で倒れたとき、運び込まれたのがこの病院でした。
心筋梗塞は時間との勝負で、早く治療するほどよいとされています。
つボイ「命にもかかわる」
小高「どんどん壊死していくからね、心臓の筋肉が」
つボイは信号をひとつも通らずに病院へ着き、発病から30分以内に治療を受けられたのです。
小高「じゃ坂の上の八事に、つボイさんお家があって、病院の近くでよかったねっていう」
今も「こんなとこ住むんやなかった」と愚痴ばかり言っているつボイ。それでも、ここに住んでいた意味に気づかされたそうです。
つボイ「ここにいなかったら私は死んでたかもわからん」
もし助かっても後遺症が残り、運動能力が非常に落ちてしまうおそれもありました。
つボイ「ここは私の命の恩人の場所でございます」
20年前のテレビカード
八事日赤には、小高にも思い出があります。20年ほど前、まだ赤ちゃんだった息子が2泊ほど入院したそうです。
小高「あん時の使いかけのテレビカードまだ持ってるんですけど、使えるのかな?」
カードに穴は空いているものの、いくら分残っているかはわかりません。
小高「あれ誰か換金してくれないかしら(笑)」
命を救われたつボイと、20年前のテレビカードを今も持つ小高。ふたりにとっても、八事日赤は思い出の場所でした。
(minto)
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