26年ぶりに豪雨が襲った東海地方。今後の対策は?
9月8日、名古屋市をはじめ、岐阜県の飛騨地方などを線状降水帯による豪雨が襲いました。市の繁華街が冠水する様子に、26年前の東海豪雨を思い出した方も多いでしょう。今年は千葉市など水害のなかったエリアでも過去最大の降水量を記録しています。今後も起こり得る突発的な豪雨から命を守るためには、どうしたらよいのでしょう?16日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが豪雨への対策について語ります。
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つボイ「(警報が)なかなか出んかなと思ったら、結構頻繁に出ましたね」
災害の記憶や経験が生々しく残っているうちに次の災害の対策を講じておきましょう、と呼びかける小高。
小高「『そのうちにね』って言ってられない。『このシーズン、また来るんじゃないの?あれくらいあってもおかしくない』。そんな感じですもんね」
前触れもなく、突然襲ってくる豪雨。平時から自宅のどこが雨に弱いのかを認識し、避難所までの経路を改めて確認することが大切です。
もちろん水害だけでなく、地震などさまざまなパターンについてチェックすることが重要です。
また、学校や職場にいるときなど、家族とどのように連絡をとればよいかを考えておく必要があります。
冠水が起きやすい道路を把握
小高「(先日の)行動がベストチョイスだったかどうか?後で振り返ってみる。そういったことも有効なこと」
つボイ「警報が出た河川はどこなのか?仕事や通学でその近くを通ることはないか?チェックが必要だと思いますね」
アンダーパスなどの地形や、冠水が起きやすい道路を把握することが大事です。
「晴れた日に一度車で走っておくと良い」と小高。
小高「実際にもっと雨が降ったら、どのあたりが危ないか?想像しておくことも必要」
2000年9月の東海豪雨では数日に渡り冠水が続いた名古屋市。今回はほとんどの地域でその日のうちに水が引いたことも報じられました。
つボイ「冠水など大変な地域もありましたが、名古屋では26年前の東海豪雨のときよりも水捌けが早かったり、河川が持ちこたえられたという話も聞きますね」
小高「そうなんですよ。あのときの経験を活かしてってことで」
排水システムに活かされた26年前の経験
東海豪雨を教訓に、名古屋市や愛知県では川底を削って深くし、堤防を嵩上げする対策が行われてきました。
都市部では雨水をいったん貯めてから運河に流すタンクのようなシステムを作り、水捌けを良くして持ちこたえるための整備をしてきました。
今回の豪雨では大曽根の地下調整池(名古屋市北区)は上下いっぱいまで使われ、およそ3万4千トンもの水を受け止めたそうです。
降雨があと1時間続いていたら、被害はもっと甚大になっていた可能性もあります。
小高「東海豪雨のときは、もうちょっと降り続けていた感じでしたもんね。さらに経験を上積みして対策を立てていかないと」
つボイ「自治体も個人も、これまでの対策を見直すことは大切だと思います」
そして直接的な対策のみならず、気候変動の根本的な原因はやはり温暖化です。
小高「ここについても考えなくてはいけない。そんな時代ですよね」
「『あー怖かった』で終わってはいけない。なぜこのようなことが起きるのか?皆で考えていかないといけない」と戒めるリスナーの意見も紹介され、水害の恐さを改めて肝に銘じる二人でした。
(nachtm)
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