10人に1人が東大・京大に…中高一貫・海陽学園に潜入!ゲームシックの生徒が「勉強したくなる」に変わるまで

10人に1人が東大・京大に…中高一貫・海陽学園に潜入!ゲームシックの生徒が「勉強したくなる」に変わるまで

 愛知県蒲郡市の海陽学園。トヨタやJR東海など約80社が寄付金を出し合って設立した、全国でも珍しい中高一貫教育の男子校です。

 未来のリーダーを育てることがモットーのこの学校は、ナゴヤドーム約3個分の敷地内で全校生徒が生活する全寮制。その寮で、生徒たちはどんな暮らしをしているのか…お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向かい”ました。

 まず国際数学オリンピック銀メダルの逸材・平石くん(高2)の部屋にお邪魔すると…。

パンサー向井さん:
「お邪魔します!綺麗にしてるね、すごく。(本棚を見て)マンガとかはないの?」

平石くん:
「マンガは持って来ちゃいけないんです」

 4畳半の個室は、ベッドと勉強机と収納のみのシンプルなお部屋。テレビは無く、マンガやゲームの持ち込みは禁止です。

 ちなみに寮は12棟あり、約600人が生活。1階にはキッチンや大浴場などの共有スペース、2階から4階には20の個室があり、1棟に約60人の生徒が共同生活をしています。

 また寮には、他の学校にはいない『フロアマスター』と呼ばれる大人が…。

パンサー向井さん:
「え!?ここで生活して、ここから会社に通ってるんですか?」

JR東海 奥山さん(29):
「通っていると言いますか…ここが家であり、職場ですね」

 奥山さんたちは一流企業から派遣された若手社員。生徒たちと一緒に生活することで、良き兄貴分として様々な悩みを持つ彼らをサポートしています。

パンサー向井さん:
「生徒達は難しい事を授業でやってますけど、勉強面とか聞かれて答えられるんですか?」

JR東海 奥山さん(29):
「昔の知識を思い出しながら。(Q.大学の方は…?)私は東京大学を出ております」

アイシン精機 福元さん(25):
「私は同志社大学を」

 時刻は午後8時。寮では夜間学習の時間です。ロケでお邪魔した日は『科学の甲子園』県予選の本番前で、出場する生徒達(高2)は課題である飛行機の研究に余念がありません。

平石くん:
「こういう時間がやっぱり全寮制で楽しいです。普通は夜10時まで集まれないので」

 思春期に親元を離れて暮らす彼ら。不安や戸惑いは無かったのでしょうか。

パンサー向井さん:
「最初の方とか、ホームシックになった子いないの?」

山田くん:
「僕はゲームシックになりました(笑)ここがゲームできない事を知らずに入っちゃって、できない事に気付いて、『あぁ…』って」

パンサー向井さん:
「全寮制のこの学校に入ってよかったなって思うことはありますか?」

立岩くん:
「時間が有効活用できるようになった気がしてるので。そこがよかったです」

中村くん:
「フロアマスターの大人の方々や、数学オリンピックに出てるようなトップレベルの子たちに会えて、地元の中学・高校に行ってたら絶対に会わないようなすごい存在の人と会えて、そこで学びを得る事が僕にとって一番大きかったです」

山田くん:
「勉強の楽しさを知る事ができました。海陽学園に入ってゲームができない環境で、勉強しかやる事がなかったのでイヤイヤやってたんですけど、やっていくうちに解けた時の達成感とかを感じられるようになってきて、だんだん勉強したくなるようになりました」

今回の取材で感じたこととは…?

 学校で知識を広げて、寮生活で人間力を高める…。この2面教育を受けている“未来のリーダーたち”と触れ合った向井さん。今回の取材で感じたこととは…?

パンサー向井さん:
「いやもう、びっくり!驚きの連続で本当にすごい。もちろん学校の設備もすごいですけど、やっぱり生徒達を自立させるという点でも、ちゃんとシステム化されていて。絶対に入れたいです、我が子。いないけど(笑)」

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