トイレを流すのは手か足か…「常識じゃない?」に大久保佳代子が出した答え
トイレのハンドル、あなたは手で押しますか。それとも足で踏みますか。8月22日放送の『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)には、アメリカ在住のリスナーAさん(30歳女性)から、こんな疑問が寄せられました。この話題から、大久保さんと森本さんのやりとりは、なぜか人間の裏切りにまで行き着きます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く全員が「足」だった
「現在アメリカの小学校で働いているんですが、こどもがトイレを使った後に流していなかったので『流して』というと、こどもから『手で?足で?』と聞かれました」(Aさん)
「手しかないだろう」と思ったAさんは、その場は「手」だと伝えました。ところが、まさかと思って他の先生に尋ねてみると、公衆トイレや学校のトイレ、またはハンドルが下の方についている場合は足で踏んで流すのが当たり前だと言われたそうです。
「ええ!そんなことある?しかも私は今まで人が踏んでたハンドルをずっと素手で触ってたんかい、となりました。家に帰って旦那や他の友達、家族に聞いても『足』と言われました」(Aさん)
先日、実家に帰ったときに母親に「ありえなくない?」と切り出すと、返ってきたのは「お母さんもそうするけど」のひと言。
育ててもらっている間に一度も言われていないと訴えると、今度は「常識じゃない?」と言われてしまいました。これは常識なのか、というのがAさんの疑問です。
NHKの場合は
大久保さんが思い浮かべたのは、いまだに和式が残るNHKのトイレでした。和式は便器の奥にペダルがあるため、立ち上がってから足で踏むことになります。
大久保「立って、一通り見繕いしてからバッて足で。それ以外は手だけどね」
そのタイプなら足で踏むものの、NHK以外の場所でほぼ見かけないのだそうです。
大久保「だから、私の中でトイレでレバーを押すって言ったら、もう手しかないですっていうお話でよろしいでしょうか」
森本さんの変遷
森本さんは、日本のトイレは設備が進んでいるぶん手で押すタイプが多く、そこまで整っていない国では下側にペダルがあることも考えられると続けます。
大久保「そうしたら足だよね」
森本「迷ってた時期ありました。これ手なのかな?とか。この位置、もしかしたら足でやってる人もいそうだなって途中から思い出して。手のひら、手の甲、足っていう変遷で、今、足になってます」
大久保「ちゃんと成長したんだね」
段階を1つずつ踏んできたという森本さんを、飛ばさなかったのは偉いと大久保さんは評価します。行き着いたのは、足で踏むのが一番安全でリスクも少ないという結論でした。
常識は誰が作る
大久保「『常識じゃない?』っていうのは今の常識だよね。だから森本くんみたいな考え方で、『この位置は多分足でやってる人が多いだろうから、足でやろう』っていう常識というか、自分で考えてみんな変えてくってことなんかな」
Aさんの母親の言う「常識」も、そうやってできあがってきたものなのかもしれません。
森本「でもこれ、嫌な常識というか。多分、手の方が衛生というか、綺麗じゃないですか。トイレを綺麗に使おうっていう目線で言うと、多分みんなが手でやった方がいいじゃないですか。でも、ひとりでも『楽だから足で行こう』って思った人がいた瞬間、もう全員が疑心暗鬼になるじゃないですか」
それはデスゲーム
そこがちらついた時点で足が優先になると、大久保さんも応じます。
森本「じゃあもう自分も同じように足でやった方が、自分は少なくとも綺麗なままでいられるよねっていう」
大久保「今すごい深いこと言ってるでしょ。あなた自覚ある?」
森本「いや、自覚なかったですね。普通になんかデスゲームみたいですよね、みたいな話をしたんです」
大久保「世の中の流れじゃん。ひとりがこうやってるんであれば、本当はこっちの方が正しいんだけど、こっちのひとりやってることが若干悪だとしても、得をすることがあるってわかった時点でみんなが悪に流れてくんだよ」
国民に配られたボタン
大久保さんから例え話はないかと振られた森本さんは、要素だけ抜き出して戻してくるのは悪質だとぼやきつつ、ある漫画を思い出します。
国民全員にボタンが配られ、赤を押した人が過半数を超えれば全員が助かる。青を押せば、自分だけは確実に助かるという設定です。
森本「国民はどれを押すのか、みたいな」
大久保「だから、裏切るやつがいるかもしれないって思った人は青を押すよね。でも、裏切る人なんかいない、みんなで助かるべきだ、みんなそういう人間だと思ったら赤を押せばいいんだ。これは深いことを言ってるね」
森本「そういう漫画の設定なんでね。みたいなことがトイレのペダルで起きてるなって思いました」
トイレのハンドルひとつから、話は思わぬところまで転がっていきました。
(minto)
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