CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

開業1年のジャングリア沖縄、2年目の勝負どころは

開業1年のジャングリア沖縄、2年目の勝負どころは

沖縄県今帰仁村の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」が、開業から1周年を迎えます。開業直後には入園者が殺到したものの、それ以降は振るわず、集客難を心配する声も広がっています。7月23日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、ジャーナリストの北辻利寿さんとともに、開業1年を迎えたジャングリア沖縄の現状と2年目の課題について語り合いました。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

乗れなかった気球

沖縄県北部の観光の目玉として話題を呼びましたが、開業から半年間のパーク単体の入園者数は55万人にとどまりました。閑散とした園内を伝えるSNSの投稿も相次いでいます。

宮部和裕アナウンサーは、秋にジャングリア沖縄を訪れています。高いところが好きで、CMで見た気球にぜひ乗りたいと、エントリーして現地へ向かいました。しかし当日は上空の気流が激しく、乗ることはできませんでした。

宮部「眺めて、うわ、壮大だなというお楽しみまででした」

園内の従業員にいつだったら乗れるのかと尋ねたところ、個人的な感想と断った上で、気球が飛ぶこと自体が話題になるほどまれな時期もあったという答えが返ってきました。

宮部「これがリアルな大自然のなかでの、ということかな」

すいている方が満喫できる?

宮部がもうひとつ挙げたのは、あまり話題になっていない温泉「インフィニティ風呂」です。

園内から専用のバスで移動した離れにあり、やんばるの森の中で温泉に浸かるような、やんばるの緑と一体化するような感覚を味わえます。

宮部「これはね、行って浸からないと味わえない魅力だなということを感じました」

沖縄を訪れること自体が大きなイベントであり、大満足だったという宮部。こんな本音も飛び出しました。

宮部「行った人にとっては混雑してない方が満喫できるわけですよね。自然との味わい方として難しいところですね」

北辻「皮肉なもんですね」

集結したすごいメンバー

確かに、口コミでは全然入場者がいないといった声が目立ちます。

北辻「ネガティブな口コミってことは、逆に期待が大きかった裏返しなんですよね」

ジャングリア沖縄の運営会社はジャパンエンターテイメントで、同社の筆頭株主である株式会社 刀の代表・森岡毅さんが主導しています。森岡さんはユニバーサル・スタジオ・ジャパンを立て直した人物です。

また副社長の佐藤大介さんは、経営危機に陥っていた青森県のホテルを「星野リゾート青森屋」として立て直しました。

北辻「本当にすごいメンバーが集結してやってきてる」

開業から1年が経ち、料金が高い、アトラクションの待ち時間が長いといった声に加え、地元であまり話題になっていないという現実もあります。

沖縄自体が別世界

テーマパークやリゾートホテルは、入った瞬間に別世界へ行ったような没入感があり、何度も訪れたくなる空間です。

しかし沖縄の場合は、那覇空港に到着した時点で、あるいはレンタカーでジャングリア沖縄へ向かう道中がすでに魅力的な世界です。

宮部「園内に入る、入らないであまり境を感じないんですよ。沖縄本島に恐竜はいませんけど、沖縄自体で満足ってことがあるので」

ジャングリア沖縄にさらなる魅力がなければ満足度にはつながらないかもしれないと、宮部は課題を挙げました。

改善が進む2年目

エントリー方法についてはさまざまな工夫が進んでいます。整理券方式からアプリでの事前予約抽選に変更されました。

入場料は、9月いっぱいまで「ふらっとチケット」が用意されています。アトラクション1回分を含めて大人2,970円と、通常の1Dayチケット6,930円の半額以下に設定されています。

「スカイ フェニックス」は、高さ20メートルからジャングルの上を飛ぶアトラクション。こちらも宮部は乗ることができませんでした。

安全対策のため一度に乗せられる人数が限られ、混雑していなくても多くの人が乗れませんでした。そのため、これまで5分に1回だった運行を2分半に1回へと改善しました。

宮部「1年で良くなってきてるから、僕も次行った時には乗れるかもしれませんし」

2年目の勝負は滞在時間

沖縄が大好きでよく訪れるという北辻さんが注目する2年目の課題は、北部での滞在時間。沖縄美ら海水族館などがありますが、多くの観光客は日帰りで済ませてしまうのが実情です。

北辻「そこにいかに滞在時間を長くするか、魅力をどう作っていくかが2年目の勝負だと思います」

宮部「変わりようはいっぱいあると思うんで、その変化こそが、刀の森岡さんの腕の見せどころじゃないですか」

北辻「本当にそういう意味では、温かく2年目を見守りたいなという風に思ってます」

ジャングリア沖縄を沖縄の楽しみ方のひとつと考えると、今後の変化が新たな魅力になるかもしれません。
(minto)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP