JASRAC賞44年。演歌からミセスまで音楽史をたどる
JASRAC(日本音楽著作権協会)は、昨年度に著作物使用料を最も多く分配した国内作品が、ロックバンドMrs. GREEN APPLEの「ライラック」だったと発表しました。5月21日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、宮部和裕アナウンサー、山本衿奈が、ジャーナリストの北辻利寿さんとともに、JASRAC賞の歴史と歴代受賞作について語りました。
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「ライラック」は一昨年からのロングヒットで、動画や音楽配信で多く再生されたほか、YouTubeやTikTokのユーザーによる投稿にも使用されました。
先日、カラオケに久々に行ったという宮部は、リモコンのモニターに表示された歌唱履歴に驚いたといいます。
宮部「あれがMrs. GREEN APPLEの履歴なんじゃないかというぐらい、全体の歌った履歴がミセスだらけになってる。それぐらい歌われてるというところも、また回数にカウントされるということです」
Mrs. GREEN APPLEは3年連続でレコード大賞も受賞しています。
北辻「音楽配信、カラオケ、CM、いろんな場面で一番聞かれてきたっていうことでしょ、人々に愛されたということで、それがこの金賞ですから、素晴らしいと思います」
演歌から続くヒット
1982年(昭和57年)に始まり、今回で44回目を迎えたJASRAC賞。第1回の金賞は、演歌で、竜鉄也さんの「奥飛騨慕情」でした。
翌年は細川たかしさんの「北酒場」、その次は同じく細川さんの「矢切の渡し」と続きます。
1990年代前半には、トレンディードラマの主題歌として知られる小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」、CHAGE and ASKAの「SAY YES」が金賞を獲得。
後半に入ると、小室哲哉さんが手がける楽曲が台頭し、「DEPARTURES」や「CAN YOU CELEBRATE?」も名を連ねました。
2000年代には、サザンオールスターズの「TSUNAMI」、SMAPの「世界に一つだけの花」も選ばれています。
そして今年は、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が金賞を受賞しました。
名曲は蘇る
北辻さんは去年の金賞についても問いかけますが、宮部と山本はなかなか思い出せない様子。実際はYOASOBIの「アイドル」。2年連続での金賞受賞でした。
北辻さんが今年印象深かったというのは、銀賞に選ばれた美空ひばりさんの「川の流れのように」。1989年の楽曲です。
宮部「長く愛されて、このタイミングというのは?」
北辻「またね、CMかなんかで使われてる。だから名曲というのはいろんな意味で蘇るんですよね。それを象徴したような今回の受賞だなという気はします」
宮部「歌い継がれていきながら、またここで新たな発見が、ということですね」
北辻「まるで『川の流れのように』歌い継がれてきたという感じですね」
宮部「どの世代も口ずさめるぐらいっていうのが、まさに受賞曲、作品、アーティストでしょうね」
北辻「JASRACのこの賞は、そういう意味での音楽の歴史を振り返るいいきっかけですよね」
(minto)
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