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兵庫県豊岡市の「お菓子の神様」にお参りしたい!

兵庫県豊岡市の「お菓子の神様」にお参りしたい!

日本の神社はさまざまな神様を祀っています。兵庫県豊岡市には全国的に珍しい「お菓子の神様」を祀っている神社があります。その名は中嶋神社。どういう神様なのでしょうか?3月17日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、光山雄一朗アナウンサーが中嶋神社宮司の大垣元さんに話を伺いました。

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田道間守命が主祭神

中嶋神社に祀られているのはどんな神様でしょうか。

大垣さん「全国でも数社しかないお菓子の神様を祭った神社です。田道間守命(たじまもりのみこと)を主祭神としています。本殿は『二間社流れ造』という少ない様式の建造物で重要文化財に指定されています。

田道間守命は第11代垂仁天皇の時代にこの神社の付近に住まれていて、農蚕の生業を推奨して、民生の安定に努められていました。

日本書紀によると垂仁天皇の時代に、天皇の命をうけ、海を越え、秘境である常世の国にいって、『非時香菓(ときじくのかぐのみ)』を持ち帰えられたと言われています」

「非時香菓」とは柑橘類の一種で、今でいう橘と言われるものだとか。

由来

なぜ中嶋神社は「お菓子の神様」と言われるようになったのでしょうか。

大垣さん「日本を出発してから10年目の3月に帰ってこられましたが、その時に、垂仁天皇はすでに崩御されていました。田道間守命は悲しみのあまりそのまま亡くなられてしまいました。

第十二代景行天皇は田道間守命を憐れんで、その後垂仁天皇のお墓の近くに葬られました。

持ち帰られた非時香菓は菓子の最上品として珍重されるようになりました。そこで菓子の最上品となる橘を遠くの地より持ち帰られた田道間守命を菓子の祖神として崇敬するにいたりました」

菓子祭

大垣さんによれば、参拝に訪れるのはお菓子の製造、販売に従事する方や学生だそう。また氏神様でもあるため、地元の方も定期的に訪れるとのこと。
今年の2月からはお守りの販売を開始したそうです。

さらに、中嶋神社は珍しい様式の建物だとか。

大垣さん「第三十三代の推古天皇の時代に創建されたと言われています。その後、何度か増改築を繰り返し、近年では平成17年に本堂、屋根の部分補修を行なって現在の神社の姿となっております」

また毎年、田道間守命の命日4月19日に近い4月の第三日曜には、「菓子祭」が開催されており、地元の方は毎年開催を楽しみにしているとか。
全国からお菓子の業者が足を運び、商売繁盛の御祈祷を受けるとか。

大垣さん「みなさんの心の支えとなる場所だと思っています地域住民が連携して、人と人とのつながりを生み出して、地域のコミュニティを形成する場所になっていると考えています」
(みず)
 

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