「シールを隠して」と茶封筒を渡され…ボンドロ争奪戦の異様な光景
2月18日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、こどもたちの間で空前のブームとなっているボンボンドロップシール、通称「ボンドロ」をテーマに、リスナーから寄せられた体験談を紹介しました。茶封筒でシールを隠すよう求められた話や、偽物シールをめぐるこどもたちの厳しい現実、大人も巻き込んだ争奪戦など、過熱するブームの実態が浮き彫りになりました。
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「先日とあるお店でボンドロシールを買った時のことです。今流行ってるようでなかなか売ってないようですが、たまたま入荷していたらしく棚に並んでいました。小学校の姪と甥のため、1人5枚までの購入制限の中ゲットしました」(Aさん)
数分前まで埋まっていた棚があっという間に空になるほどの人気ぶり。Aさんは他にも文具や画用紙の買い物があったため、シールを手に持って店内を歩いていました。すると女性の店員が真顔でやってきて、こう言ったそうです。
「すみません、それを見せびらかしていると他のこどもがまだあるんじゃないかと思ってしまうので、隠してもらってよろしいですか」
「僕は携帯電話以外手ぶらだったので、隠すところもなく、ポケットにも入りません。『手に持つしかない』と言ったら、その店員さん2、3秒フリーズして『おかえり』と言った後、急にいなくなりました」(Aさん)
何の取引だ?
Aさんは「お帰りください」と言おうとしたのではないかと思ったそうですが、しばらくすると店員が再び戻ってきて、茶色の封筒を差し出しました。
「『この封筒は差し上げますので、ここにシールを入れて隠して持って帰ってください』。嫌な気持ちにはなりませんが、なんだかよくわからないなと思って。店としては、僕が帰るのが一番よかったんでしょうか」(Aさん)
松岡「茶封筒に入れて何の取引だって話ですよね(笑)」
こどもたちが欲しがって殺到するほどの人気ゆえの対応ですが、茶封筒に入れてシールを隠すという光景はなかなかシュールです。
ボンドロマウント
「私の娘が通う学校でも現在大ブームです。娘が集め始めた時はまだ手に入りやすかったので、いくつかは持っています。でも今となっては小売店では手に入れるのが難しくなってしまいました。ボンボンドロップシールをたくさん持っていて、ボンドロマウントを取り始める嫌な子も出てきました」(Bさん)
北野「これは常です
どの時代だって、『私こんなん持ってるー。見せてあげるー』」
こどもの世界で持ち物がマウントの道具になるのは、いつの時代も変わりません。
偽物10個で本物1個の世界
「うちの小2の娘もはまってます。でも本物は手に入らないので、Amazonで『これはボンボンドロップシールではありません』と気持ちいいぐらいはっきり書かれた偽物のぷっくりシールを買いました」(Cさん)
偽物ゆえに若干プリントがずれたり、粘着が弱かったり、押すとへこんだりするものの、娘さんは偽物とわかっていても初めてのぷっくりシールに大喜びだったそうです。
「ただ、お友達の間でシール交換の話になると、この手の偽物は漏れなく交換対象外です。もしくは『10個くれるなら本物1つと交換』など、格差も半端ないです」(Cさん)
友達にはっきり「これ偽物」と言われてしょぼくれて帰ってきたこともあるそうです。
娘さんが大好きなポムポムプリンのボンボンドロップシールに至っては、本物を見たことすらなく、Cさんは「もはや現実には存在しない幻想なのでは」とぼやきます。
ブームが去った後が勝負
番組の中で北野は、ボンドロシールについて持論を展開していました。ブームがいつまで続くかはどうでもよく、大事なのは「ブームが去った後に地道に集めて、綺麗な保存状態で20年持っておくこと」だというのです。
この北野の教えに、Cさんも決意を固めました。
「37歳の私が見ても可愛いボンドロ。ブームが去ったらこそこそ集めようと今から目論んでます。大人になった今なら、欲しいだけ買える。密かに楽しみにしてます。そして未開封のまま20年寝かす。先ほどの誠さんの言葉、心に刻んでおきます」(Cさん)
松岡「そうですよ。公式認定のだったらね、価値が出るかもしれない」
北野「どうせブームってどこかで去りますから。たまごっちも二束三文で最後売られてましたもん」
ラブブは全部偽物だった
「まさにうちの息子と娘がシール帳を作ってます。ラブブの立体シールやお尻シールが300円ぐらいで売ってました。ラブブの販売元が『3Dシールは製造してないので正規品ではございません』と公表したので、全て偽物と判明しました」(Dさん)
100均でもぷっくりシールやシャカシャカシール、ウォーターシールが売られているため、偽物は買わず店頭で買うようにしているというDさん。
ネットでは買わないよう気をつける一方で、最近気になっているのは大人同士の争奪戦だといいます。こどものために買おうとしている親の肩身が狭くなるとして、こう訴えました。
「大人のくせに大人げなく争うのは、本当にやめてほしいと思う今日この頃です」(Dさん)
我が道を行くこどもたち
そんな中、ブームに流されない個性的なこどもたちの話題も。
「テレビでボンドロシールのブームを特集しておりましたが、集めたシールを見せてるこどもたちの中に、1人だけヨード卵・光のシールを集めてる子がいました」(Eさん)
松岡「あー私も見た!その子知ってる(笑)」
「この年齢で世のブームに流されず、自分のスタイルを確立した男の子を尊敬のまなざしで見てしまいました」(Eさん)
スーパーの20%引きなどの割引シールをコレクションしている子もいるそうです。
北野「株式市場にね、こういう格言があるんです。『人の行かない畑に行け』。でもヨード卵・光のシールは20年持ってても値打ちは上がらないと思います。これはすいません」
(minto)
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