「行けたら行く」って結局行くの?行かないの?
大阪大学名誉教授/鳴門教育大学名誉教授の三宮真智子さんが書いた、プレジデントオンラインの記事「なぜ『行けたら行く』という不親切を口にするのか…相手をイラつかせる言葉を出す人が考えている意外なこと」では、「行けたら行く」とか「大丈夫」など、言われた相手が困ったり、いらっとしたりする言葉を挙げています。こうした発言は、心理学者によると間接的拒否の表現というもので、特にビジネスの場面では使わないほうがいい言葉だそうです。2月13日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では「相手をイラつかせる人の思考とは?」について、北野誠がこの記事を基に語ります。
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北野が例として挙げたのは、飲食店で店員からされる「フォークおつけしますか?」との質問。つい「いや大丈夫です」と答えてしまうそうです。
これは「要らない」の意味ですが、「大丈夫」を「要る」ととる人もいるので、「それはいらないです」とハッキリと否定したほうがいいと反省。
日本人は意思表示をはっきりとしないところがあると続けます。
また北野によれば、息子たちが発して一番違和感を感じた言葉は『ヤバい』」だそうです。
北野「俺らの世代からしたら、『危険、あかん、不都合』が本来の意味です。でもうちの息子が高校生くらいのときに、やたら『ヤバい』とよく言っていました。
最初は、『どこがヤバいねん』と思っていましたが、どうもほめているとわかり出しました。すごくうれしいときに使っています」
ことわざの意味
また。ことわざが本来の意味で使われていないことにも言及する北野。
「流れに掉さす」を例に挙げます。
本来の意味は、流れに乗って、調子に乗って前進すること。棹をさすことで加速させるわけです。
ところが、最近は7割の人が「棹で止める」という意味で使っています。
微妙な会話のズレが最近頻繁に起こっていると続けます。
北野「覚えていた方がいいです」
「行けたら行く」
今回の記事で問題となった言葉は、「行けたら行く」。
これは本当は行きたくないという間接的な拒否なのか、本当は行きたいけど用事の都合をつけないと行けなくて、どうなるかわからないのか。どちらも考えられます。
この言葉の裏には、「誘いを直接的な表現で断るのは相手の気分を害したり、角が立つから、人間関係を考えたらもうちょっとやんわり言った方がいい」という考えがうかがえます。
北野は自分が幹事をやるときは、「行けたら行く」の人には「確実にいつまでに答えてね」と釘を刺すそう。
幹事は店を押さえる際に人数を確定させたいもの。「行けたら行く」では困ってしまいます。幹事をする側からは最もムカつく返事だそうです。
信頼関係に傷
北野「『考えておきます』『行けたら行く』という人で、一週間後くらいに結論を出していない人は人間的に疑われます。
『今回は見送らせてもらいます』とか、『都合つかないので無理です』と3日から1週間以内に返事してあげないと」
幹事をやる側のタイプの人間と幹事絶対しない側の人間は決まってきます。
北野「40歳を超えて、『行けたら行く』と言っていて、急に来る奴は最低。コース料理に入ってないです。そのときは受け入れたとしても信頼関係が傷つきますから、次回からは呼ばれなくなります」
(みず)
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