令和のキーワードは「SNS」?成人式の今昔。
1月12日は成人の日。大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ますための祝日です。この日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』も、成人式の話題で盛り上がりました。つボイノリオと小高直子アナウンサーが、リスナーから寄せられた成人式の今昔を振り返ります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くルーツは元服
成人式は、1948年に初めて制定された国民の祝日です。日本の伝統的な成人儀式である「元服」や「裳着」に代わるものとして、戦後の混沌とした社会情勢の中、次代を担う若者を激励するため始まったとされています。
そんな成人式も、長い歴史の中で少しずつ変遷を見せています。
まずは日付。当初は1月15日に制定されていましたが、2000年以降は連休確保のため、月曜日に祝日を当てる「ハッピーマンデー制度」により、1月の第2月曜日に変更になりました。
さらに大きいのは「成人」の定義と式典の名称が変わったこと。
2022年に法律で定める成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、成人式の対象年齢はほとんどの自治体で引き続き20歳です。そのため現在では「成人式」ではなく「二十歳の集い」と呼ばれるようになっています。
可愛い振袖
新成人を華やかに飾り立てる礼装も、時代とともに変化しています。
「昨日、夫と一宮の真清田神社に行くと、成人式を終えた振り袖姿の人が派手な登り旗を持って集まっていました。振袖も今時なのか裾や袖にレースがあり、草履ではなくブーツの人もいました。髪型も盛り盛りでした。若いっていいですね」(Aさん)
昭和50年代以降は未婚女性の第一礼装として、成人式でも振袖を着用する文化が定着しました。上品で美しい振袖は、成人式の晴れ着として現代でも人気です。
しかし時代は多様性。形にとらわれずより自分らしくと願う若者たちの間では、振袖もバージョンアップされています。
かわいらしいフリルやレース、パールなどがあしらわれた振袖や、顔まわりを華やかに彩る重ね衿が流行に。洋風の雰囲気を取り入れるのが今どきのようです。
ヘアアレンジも、アップスタイルにこだわらないおしゃれなものが多いです。シフォンやチュールをあしらったヘアアクセサリーが人気なのは、SNSでも映えるから。
このように令和の振袖には、「他人とかぶらない自分らしさ」や「写真に残す」ことが重視されているようです。
デジタルの時代
更に式典の運営方法にも、時代の様相が現れていました。
「昨日、西尾市では二十歳の集いが行なわれました。コロナになってから三部制になり、式典の様子もライブ配信されています。今は出欠も入場もスマホを使って行なうそうで、私の時とはだいぶ変わってきているなと思いました」(Bさん)
感染症を防ぐため、過密を避けて少人数ずつで式を行なう自治体もあるようです。また手続きも全てスマホで済ませたり、配信によって会場に行かなくとも式の様子を見ることができたりと、デジタル化の影響を感じます。
つボイ「昔は人数が多すぎて二部制とかになってたのにね」
しかしそんなつボイ自身は、成人式に参加しなかったそう。
つボイ「大人になるというのは、国に決められるものじゃない。自分自身が大人になったと思った瞬間、その時こそが成人式だ!」
アウトローな青春時代を生きていたというつボイ。あなたの成人式は、どんな様子でしたか?
(吉村)
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