イギリスでロブスターなどを生きたまま茹でることが禁止に
12月22日、イギリス政府は「動物愛護に関する戦略」を策定し、「ロブスターなどの甲殻類を生きたまま茹でること」を禁じる方針を打ち出しました。科学的調査の結果、甲殻類や軟体動物にも「痛みや苦痛を感じる能力がある」と判明したことが理由のようです。12月28日放送のCBCラジオ『河原崎辰也 いくしかないだろう!』では、このニュースに対し、日本の食文化への影響を危惧する河原崎辰也が持論を語ります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く意外な理由
清水に代わり、この日のアシスタントを務めるのは、女性タレントのなかし。
時事通信などの報道によれば、イギリス政府は最新の科学的調査結果に基づき、ロブスターやカニ、さらにはタコやイカにも「痛みや苦痛を感じる能力」があると正式に認め、「動物福祉を考えることは国民の責任」としています。
これに対し、飲食店業界からは反発の声が出ており、食材である生物との向き合い方が根本から問われています。
河原崎「これは世界に広まっていく可能性がある状況に置かれていますよね。これを言い出すと食べるものなくなるんじゃないか」
ちなみに今回調査された生物は、ロブスターやカニなどの甲殻類と、タコ、イカ、コウイカなどの軟体動物。
河原崎「これらに『意識や感情があるのか?』というのをやりまして…ある!」
なかし「調べたんですもんね」
「食べることはOK」なのはなぜ?
河原崎「『生きてる』ってことは、『殺し方を考えよう』と」
このニュースを聞いて河原崎が不思議に思ったのは、「まず食べるのをやめよう」とはならなかったこと。
なかし「確かに。食べるは食べるんだ。ちょっと矛盾は感じますけど」
代わりに電気ショックなどの方法であれば「人道的」として容認されるようです。
なかし「ジワジワ殺すのがダメっていう意味ですかね?」
河原崎「『電気ショック、一番嫌だよ!』ってロブスターが思ってたらどうすんの?」
そもそもの調査方法に疑問を呈する河原崎。
肯定的に捉えると、「食べ物は大事に頂きましょう」というメッセージに受け取れたといいます。
なかし「それはすごい良いこと、大事なことですけど」
しかしながら、このままいくと植物にも広がるのでは、行き着く先は自分たちの首を絞めることになるのでは、と河原崎は懸念します。
河原崎「罪悪感はあるかもしれませんが。あまりにも行き過ぎちゃうと、自分を正当化したいだけの法律にならないか」
日本の食文化と対立する可能性
河原崎「いったい誰が決めたんだろう?料理人自身から声が上がったならまだ理解できる」
なかし「実際には反発の声が出てますからね。飲食業界から」
河原崎「料理といえば鮮度も大事。そういう声を一切聞かずにいくんですか?」
日本にはむしろ新鮮な魚やエビがピクピク動く様子を良しとする文化がある、と加勢するなかし。
「エビの踊り食い」「いけ造り」といった様式を受け継ぐ日本の食文化。
仮にこの基準が世界的に今後広まるとすると、肩身が狭くなりそうです。
なかし「めっちゃ怒られるよ」
これまで半ば常識と思われていたことの正当性が疑われる近年の風潮。
誰がどこでどう線引きを決めているんだ、と言わんばかりですが、それはお互い様なのかもしれません。
外国の話とはいえ、少なくとも日本食目当てで来日する外国人の購買行動には影響を及ぼしそうです。
「今までの感覚とは違う時代が近づいている」と結ぶ河原崎でした。
(nachtm)
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