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天皇杯3回戦に見事勝利!「残業」回避の名古屋グランパス、試合展開は?

天皇杯3回戦に見事勝利!「残業」回避の名古屋グランパス、試合展開は?

日本サッカー界ではリーグ戦以外にも、天皇杯やルヴァンカップもあります。ルヴァンカップは既に敗退した名古屋グランパスですが、天皇杯は勝ち進みたいところ。7月19日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、パーソナリティの城所あゆねが、天皇杯3回戦の模様を現地観戦した模様を振り返ります。

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残業を逃れて4回戦進出

グランパスは、16日にえがお健康スタジアムで天皇杯3回戦・J2ロアッソ熊本と対戦。
結果は2-1で勝利し、90分以内に試合を終わらせ残業(延長戦)なしとなりました。

城所「前半39分、グランパスのDF森壮一朗選手からのクロスをFWキャスパー ユンカー選手が合わせて先制。後半になると、逆にロアッソ熊本が押す展開になりますが、後半29分ゴール前の混戦からロアッソのFW大崎舜選手に決められて同点」

天皇杯の場合、リーグ戦ではないため必ず決着をつける必要があります。
90分で決着がつかなければ前後半15分ずつの延長戦、それでも決着つかなければPK戦となります。週末にリーグ戦再開となるこのタイミングで残業はしたくないところでした。

延長戦が見えてきた後半41分、グランパスのFW永井謙佑選手のラストパスを途中出場のMF浅野雄也選手がきっちりと決めて2-1に。そのままタイムアップとなり、4回戦へと駒を進めました。

アウェイと雨の洗礼を浴びる

後半だけではなく、前半も押されていた印象があったと話す城所。

試合会場もホーム・豊田スタジアムではなく、ロアッソ熊本のホームだったこともあって選手も試合がやりにくかっただけでなく、サポーターも応援しづらかったのでは?と続けます。

城所「しかも当日は大雨の中、観戦していた私も屋根がない場所だったんです。あれは風邪ひくよ(笑)」

悪天候の中、声が反響しづらい上に平日夜に熊本まで駆け付けられるサポーターはどうしても少なくなります。
サポーターたちは力一杯応援はしていたものの、声がだんだん小さくなっていく様子がうかがえたとか。

サポーターの応援は選手を鼓舞するものですが、応援の声が小さくなったからなのか、選手たちの動きまで心なしか悪くなったように見えたとのこと。

リスナーも残業を覚悟した

リスナーからもメールが。

「前半終了間際に今季初ゴールのユンカー選手!いけるか?と思ったら後半半ばに同点に追いつかれ、残業かと覚悟したところで途中出場の永井選手&浅野選手の勝ち越しゴール決めてくれましたね」(Aさん)

城所「よくぞ前半のうちに決めたと思ったら、後半途中に点数決められてこの段階で私も『あ、残業だ』って思ったもん。正直押されまくってたし、ロアッソの選手の動きもよかったからヤバいなって。延長戦だけならいいけどPKまでもつれたら、私のメンタルは保てなかった」

勝ったから結果オーライですが、PKまでもつれこんで負けると応援に駆け付けたサポーターのダメージも甚大です。
現に今年4月16日に行われたルヴァンカップ1stラウンド 2回戦(vsカターレ富山)はPKで敗れており、この時期は「グランパスの調子もよくなかったため余計にダメージを食らった」と城所。

なお、20日に日産スタジアムで行われたJ1 第24節・横浜F・マリノス戦は0-3と完敗。
ここでまたリーグ戦は一時休止となりますが、浮上するために意地でも踏ん張ってもらいたいところです。
(葉月智世)
 

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