6月25日『つボイノリオの聞けば聞くほど』。「そうだ、いいこと思いついた」のコーナー。これってどうしたらいいんだろう？という悩みに対して、いいこと思いついたぞ、と答えるコーナーです。つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを紹介しました。

隙間に落ちてしまったら

まずタンスと壁などの狭い隙間に落ちてしまった物差しはどうやったら取れる？という悩みについて。

つボイ「竹の物差しって風情があって、ずっと取っておきたくなる。私もちょっと前まで、お袋が小学校の時に使っていた竹の物差しがありました」

これに対してリスナーから様々な意見が寄せられました。

「隙間にクリアファイルを逆さに入れて挟んで前に引けば出ないかしら？」（Aさん）

小高「ファイルの中に挟んで取り出せないだろうか？と。今度はファイルも一緒に落ちるんだわ」

つボイ「どんどん隙間に落ちて、ミイラ取りがミイラになってしまうということもあります」

針金ハンガー活用術

孫の手で引き寄せることを提案したのはBさん。

「僕はアトピーなので常に孫の手が手元にあります。背中を掻く以外に、座っている状態で、少し離れたところにあるリモコンやティッシュの箱を引き寄せる時にも使っています」（Bさん）

孫の手は100均ショップでも販売されていますが、ある程度太さがあるので、狭い隙間には入らないかもしれません。

複数のリスナーから提案されたのが、針金ハンガーの活用。

小高「解体して伸ばすと結構な長さになりそうですよね」

さらに針金の先にガムテープを両面テープのように貼りつけて取る方法や、ビニール紐にガムテープを同様につけて粘着力で釣り上げる方法も提案されました。

ビニール袋が開かない

続いての問題は、スーパーのサッカー台で、買った魚や刺身を薄いビニール袋に詰める時、袋がくっついてなかなか開かない問題について。

小高は指に息をかけて湿気を作ってから袋を開けているそうですが、リスナーの意見は？

「たいがい生鮮食品には水滴がついているので、それで指を濡らして袋を開けると、ほとんど開けることができます」（Cさん）

水滴を利用する術は多数のリスナーから寄せられていました。そんな中、こんな技も。

「半透明のビニール袋を開けるコツはラップです」（Dさん）

トレーに入った肉や魚はラップに包まれています。そのラップを利用するそう。

「そのラップにビニール袋の入口を当てて指をスライドさせると簡単に開きます」（Dさん）

ハーフー対決

「私のやり方は親指と人差し指にフーフーと息をかけます。寒い日にかじかむ手に息を吹きかける感じです。ハアーッとやるよりもフーフーの方がピンポイントで息がかかります」（Eさん）

フーフーと湿らせた二本指で袋の開け口に力を入れてゆっくりずらしてみると開くそうです。

小高「ハーの方がよさそうやけど、フーの方がいいんだ」

つボイ「ハーとフーの対決があって、これをハーフー対決と言います」

100均ショップで買ったポリ袋オープナーを、キーホルダーにつけている人もいました。

魚のトレーがズレる

続いては小高の悩み。魚や刺身のトレーを薄いビニール袋に入れ、他の商品と一緒にレジ袋に入れて持ち帰る時に起きること。
注意していても家で開けるとトレーの中身がズレたり、トレー自体が縦になったりしているという問題です。

リスナーの回答は？

「レジ袋の口を縛ると刺身や魚のトレーがズレたり、縦になったりはしません」（Fさん）

小高「そうなの？口を縛ると？」

簡単な答えに驚く小高。

「その際はわざわざロープやロウソクを用意したり特殊な縛り方はしなくてもいいです」（Fさん）

つボイ「これ余分なことです（笑）」

小高「スーパーにそんなもんあるかいな（笑）」

「サービスで置いてある段ボール箱を利用しては？」との回答もありましたが、徒歩で来ている場合は持ち帰りに難があります。

魚の種類によって異なる

「デパートなどで刺身や寿司パックを買うと店員さんがビニール袋の内側にセロテープをくっつけて、パックが傾かないようにしてくれます」（Gさん）

小高「テープで貼ったら傾かないか。テープ、サッカー台にあるか？あるなあ」

頭の中で行きつけのスーパーの様子を確認する小高。

「僕はたいていスーパーで6本1パックの缶ビールを買うんですが、その上に刺身を乗せてくるんです。冷えたビールが保冷剤代わりになり刺身も傾きません」（Hさん）

対策としてエコバッグそのものを、平らな底になっている物にするという案もありました。

「刺身のパックが縦になってしまうのは刺身の種類によるんです。ヒラメとカレイだったら平らになろうとします」（Iさん）

つボイ「マンボウは縦になろうとします」

小高「それは生きとる場合でしょ（笑）。切り身になったら大根のつまと一緒にキューっと固まって、箸で元に戻さなあかんのよ」

生活の中の悩みと、それに対するいろんな答えでした。　
（尾関）