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いきものがかり「名古屋ファンはガン見してくれる」25周年の驚きと新アルバム

いきものがかり「名古屋ファンはガン見してくれる」25周年の驚きと新アルバム

CBCラジオ『あんななのなななっ!』。5月11日の放送では、結成25周年を迎え、11枚目となるニューアルバム『あそび』をリリースした、いきものがかりのおふたりが登場。ボーカルの吉岡聖恵さんとギター・作詞作曲担当の水野良樹さんは、高校生時代の路上ライブから25年続いた活動の驚きやアルバムに込めた想い、さらに名古屋でのライブの思い出まで、パーソナリティの安藤渚七と共に貴重なトークを繰り広げました。

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「25年続くとは思わなかった」

25周年の活動を振り返り、水野さんは「正直、世界で1番驚いてるのが僕らなんです」と率直に心境を語ります。

水野「地元の駅前でやってたただの高校生が、25年もずっと仕事として続けてるって。僕ら的には夢物語」

吉岡「当時は制服を着て『水曜日の17時ね!』とか言って学校帰りに集まってる部活のような感じだったので。本当にすごいことが起きてる。おかげさまですって感じですね」

これまで、いろいろな節目があったと吉岡さんは語ります。中でも「本当にね、ふたりになると思わなかったんですよ」と笑いながら、グループの変遷についても触れました。

水野さんはさらに、「いきものがかり」というグループ名で25年も続けるとは思わなかったと振り返ります。

吉岡「最初、男子ふたりから私が加わった時にグループ名を変えようとしたんですけど、どうやら私が『いきものがかりでいいじゃん』って言ったらしいんですよ」

水野「それで覚えてもらいやすかったので、ラッキーだったな」

新アルバム『あそび』で新たな挑戦

いきものがかりは、4月30日にニューアルバム『あそび』をリリースしました。

吉岡「今回は“meets”と題して、リーダーの曲に対して、初めてのアーティストさんに詩を書いていただいたりして。自分たちにも挑戦をした内容になっています」

アルバムの1曲「彩り」は、小田急電鉄のCMソング。

水野「小田急線っていうのは僕らにとっては路上ライブをやっていた駅で、通学でも使っていたし、めちゃくちゃもう生活として馴染んでる」

「SAKURA」や「エール」が地元の海老名駅や本厚木駅の発着メロディーとして使用されているなど、小田急線とは長年にわたる深い結びつきがあります。

水野「今回の楽曲は、小田急線沿線で生活されてる学生さんたちに合唱で入っていただいて。すごいカラフルでにぎやかな、曲名通りの感じになりました」

「自分が主人公」で聴いてほしい

「聴く人に自由に聴いてもらいたい」と常に思っているという水野さん。

水野「『彩り』もそうですけど、『コイスルオトメ』(アルバムの1曲)も。いろんな恋があるじゃないですか。失恋もあれば、成就する恋もあって。皆さん自分が主人公だと思って聴いてもらえたらやっぱ嬉しいね」

吉岡「最初は曲をリスナーのひとりとして受け取ることが多いので。皆さんにも自由に聴いていただけたらと思って歌っています」

「同じ曲でも自分の恋してる今の状況とかで、それによって違う風に聴こえる」という安藤の言葉に、水野さんは「恋してない時は別に聴かなくても大丈夫。また恋するそのタイミングで来るから。その時にちゃんと用意してあるんで、大丈夫なんで」と茶目っ気たっぷりに返しました。

名古屋のファンは「目力がすごい」

2025年6月から、全国4都市をめぐる全国アリーナツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2025 ~ASOBI~」がスタート。愛知公演は6月28日と29日にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されます。

水野「名古屋の人は自覚ないと思うんですけど、めっちゃ凝視するんですよ。すっごいジーっと見るんですよ」

吉岡「バラードもそうなんですけど、アップテンポの曲でもジャンプしながらかなりガン見してくれるので」

水野「目力がすごくて。やっぱ天下取った地域は違うなと思います。見極めるのかな」

ツアー初期の頃は「気に入っていただけてないのかな?」と不安に思ったそうですが、途中から「本当に真剣に聴いてくれてるんだ」と気付いたそうです。

吉岡「本当に余すところなく楽しもうとしてくださってるのがいつも伝わるので」

結成25周年という節目に新たな挑戦を続けるいきものがかり。ニューアルバム『あそび』と、6月から始まる全国ツアーにますます期待が高まります。
(minto)
 

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