岐阜県東白川村が熱い!幻の生物・ツチノコを見つけたら133万円!

UMA、いわゆる未確認生物のことを指す言葉です。存在するとも言えないし、絶対にいないとも言い切れない、そんなロマンを追い求める気持ちは国を問わないようで、ネッシーやイエティをはじめ、UMAにまつわる話は世界中に点在しています。それはもちろん、この日本にも存在します。5月7日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では日本を代表するUMA、ツチノコが話題に上りました。つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を交えて話題にします。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴くツチノコ伝説の村
5月3日、岐阜県東白川村で『つちのこフェスタ』が開催されました。
人口2,000人のこの村に、なんと2,500人が集結したそうです。
「ツチノコを捕獲したら133万円の賞金を獲得できるとのことでしたが、残念ながら見つかりませんでした。でもツチノコで村おこしができるのは、夢があっていいですね」(Aさん)
槌に似た形態で胴が太いヘビのようだと言われるツチノコ。その目撃証言は日本全土に渡っています。
今回祭りが開催された東白川村ではその証言が特に多く、全国有数の多発地帯とされているようです。そのため東白川村には、「つちのこ館」や「つちのこ資料館」があります。
「つちのこ館」ではツチノコの可愛いオリジナルグッズを扱っていたり、たい焼きに似た「つちのこ焼き」、「つちのこパン」などを販売しています。
一方「つちのこ資料館」では、全国のツチノコに関する資料や東白川村でのツチノコの目撃談、また目撃情報をもとに忠実に再現した模型などが展示されているようです。
楽しみたい派から本気捜索派まで
小高「『半分、いや8割9割は信じてないけど、この楽しいイベントに乗っかってみよう』みたいな人もいれば、もう本気で信じているという人もいて。地元の人の中にも『うちのおじいちゃんが見た』なんて人もいたんでしょうね」
祭りには北は青森、南は熊本から足を運んだ人も。毎年欠かさず参加している家族や、自作の捕獲機を持参して捜索に臨んだという人も。
小高「そういえば以前、ツチノコの騒動を描いた映画をご紹介したことがありますよね。地元出身の方が監督になっていて、なかなか面白い映画でした」
小高が言及した映画は、2024年に制作された『おらが村のツチノコ騒動記』(監督:今井友樹)。東白川村出身の今井監督が、謎の生物の魅力と正体に迫ったドキュメンタリーです。
歴史は古い?
つボイ「私は最初に矢口高雄さんの漫画で見たので、東北の方にしかいないと思ってました。でも、岐阜県にも和歌山県にもそういう話があるみたいで」
小高「そうそう。ツチノコ伝説は結構全国規模であちこちに点在しているんですよね」
1973年、ツチノコに遭遇した経験を持つという漫画家の矢口高雄さんが、その体験をもとに『幻の怪蛇バチヘビ』という作品でツチノコブームを生みました。
メディアでも取り上げられてきたツチノコですが、歴史を辿ると、古くは縄文時代の石器にもツチノコらしき生物の姿が描かれているとか。
ツチノコで大儲け計画
今回「つちのこフェスタ」で掲げられた懸賞金は133万円。祭りの時だけでなく、発見すればいつでも貰えるようです。
実はこの額はキャリーオーバーによって、毎年1万円ずつ上乗せされているとか。
つボイ「地域によっては、皮だけでも懸賞金がもらえるところもあったみたいですよ」
小高「あ、脱皮した皮ってこと?」
つボイ「だから私は思ったんです。『捕まえたらすぐに届け出たらいかん』と。捕まえて家で飼って何度でも皮を持って行って、それで最後に本体を持って行ったら、1匹のツチノコでかなり儲かるなって(笑)」
小高「でも謎の生体の生物っていうのは、飼育が結構難しいんじゃないですか?」
つボイ「確かにツチノコが何を食べるかなんてわからんもんな」
小高「そう。難しいよ?」
「もしかしたらいるかも」そんな期待を胸に、今後も東白川村では大捜索が行なわれることでしょう。
(吉村)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。