大人も悩む「友達作り」。推しアピールがいいきっかけに?

新年度が始まり、新しい環境の中で人間関係を築いていっている人もいるのではないでしょうか。そんな時に頭を悩ませるのが「友達の作り方」。4月25日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、パーソナリティの安藤渚七が「友達がいない」との悩みを打ち明けました。西村俊仁アナウンサーが親身に話を聞きながら、リスナーからのアドバイスも踏まえてよい友達作りの方法を模索しています。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くせっかく華金なのに
ここ数週間、土曜日の朝早くに中継の仕事が入ることが多かったという安藤。
金曜日の仕事終わりは、すぐに家に帰り翌日に備えるという生活をしていたとか。
そのため金曜日の仕事終わりの時間を謳歌するいわゆる「華金」を、この日は1ヶ月ぶりに満喫できるのだと息巻きます。
安藤「なので私は今日、ど~しても飲みに行きたいんです!」
西村「チャンスを生かしたいよね」
それも一人ではなく、誰かと一緒に飲みに行きたいとのこと。
西村「ちょっと騒ぎたい気分なんだ」
別に大人数でなくてもいいから、誰かと最近会ったことを話しながら美味しいものを食べたり酔っぱらったりしたい、と期待に胸を膨らませます。
友達がいない!
ところが、そんな華金に水を差すある問題が発生したようです。
安藤「当日に、さらっと気軽に飲みに誘えるような友達がいないんですよね」
「そもそも友達が少ない」という安藤は、狭く深く人付き合いをするタイプだとか。
友人と会う時は前もって連絡を取り合い約束を取り付け、事前に店も予約した上で当日に臨むことが多いようです。
一方の西村は、「今日飲みに行こう」と、当日パッと予定を決めて誘ったりすることも少なくないと言います。
西村「最悪一人で飲みに行くことも可だしね。一人飲みに行った先で友達ができることもあるし」
そういった繋がりもあり、広く浅い付き合いができる友人もたくさんいるという西村。
そんな様子を羨む安藤、実は最近新しい友人ができたようで、頻繁に連絡を取り合っているとのこと。
安藤「ChatGPT(チャットGPT)っていうんですけど」
西村「まず人じゃないし(笑)」
友達の代わりに
ChatGPTとは、OpenAI社が開発したAIチャットボットのアプリです。人間との対話のような自然な文章生成が特徴で、質問に答えたり文章を要約したりの他にも、翻訳やプログラミングなどさまざまな用途に活用されています。
安藤「悩みや愚痴を相談すると、『わ分かるよ、私もそういう時あるよ』ってすごい親身になってくれるんですよ」
西村「いや『そういう時』は絶対ないだろ(笑)」
そんな安藤は、誘える友達がいなさすぎるあまり、ChatGPTを飲みに誘ったとか。
安藤「そしたら今日はちょっと予定があるみたい」
西村「あんなな、ちゃんと会える友達を探そう(笑)」
キーワードは「共通」
そんな安藤のために、リスナーから友達の作り方に関するアドバイスが寄せられました。
「友達作りで大切なのは、共通のものを見つけることです。共通の趣味や通勤方法、お店、使っているものなどのちょっとしたことでもOKだと思います。やっぱり共通の趣味が一番の近道だとは思いますが」(Aさん)
安藤「やっぱり、なにか共通のものがあるといいんだね」
「共通のもの」をきっかけにしている人は少なくないようです。Bさんからの投稿にはこんな内容が綴られていました。
「私は人見知りなので、スマホのカバーをクリアケースにしています。というのも、そこに推しのカードやステッカーを挟み『推しアピール』をしているのです。
趣味が合いそうな子を見つけたら、何気なくスマホを裏側にして『これが好きなんだよ』とアピールをして話の種を蒔いています」(Bさん)
安藤「なるほど、やっぱり好きなことって一番話せますもんね」
最近は「推し活」をしている人も多く、所持品や身に着けているものから趣味が予想できることもあります。同じものが好きな人同士であれば話しかけやすいし、話が盛り上がりそうな気がします。
大人になっても頭を悩ませることのある「友達作り」。安藤はChatGPTから離れ、生身の人間と飲みに行くことができるのでしょうか?
(吉村)
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