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夫への敵視は不可避?「妻のイライラ」が解き明かされた!

夫への敵視は不可避?「妻のイライラ」が解き明かされた!

歳をとると、他人とコミュニケーションを取るのが難しくなってくるもの。脳科学者の西剛志さんは『プレジデントオンライン』へのポストで、この現象について「相手の感情を正確に理解しつつ、普段から感謝を伝えるだけで、他人とのコミュニケーションは大きく改善される」と解説しています。4月24日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、この記事を基に、パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーがトークを繰り広げました。

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感謝するのが苦手

感謝を伝えない理由として「感謝を伝えると相手に負けた気がする」、「なんか悔しい」といった意見が多いとのことですが、西さんによれば、脳は相手を認めることが不得意だからだそうです。

そして、自分のコンディションが悪いと相手へ共感しようとせず、相手を認めなくなっていくのも脳の特性なのだそうで、恋人や夫婦間で相手への不満が募ると、だんだん相手を認めなくなってしまうことになります。

また、自分がネガティブな状態であれば、相手が単に無表情であっても「ネガティブな表情だ」と捉えてしまうのだそうです。

さらに一緒に25年以上暮らしていると相手への攻撃性が増してしまい、敵とみなしてしまうそうですが、一方でハーバード大学の研究によって共感力のピークは48歳ということがわかっていて、さらに攻撃が増してしまうようです。

しかもこの傾向は女性に強いとのこと。敵と見なされないためには、意識的に感謝の言葉を言ったほうが良いそうです。

妻からの怒りが爆発!

西さんの投稿はお互いに感謝を述べましょうという趣旨でしたが、女性リスナーが反応したのは「相手を敵に感じる」ということのようです。

「旦那は敵だったんですね!今さらながら気づいてスッキリしました。
旦那が仕事から帰ってくるとピリッとしたり、こっちは洗い物とかしてるのに、テレビを観てヘラヘラしてる旦那を後ろから無性にどつきたくなるのは、脳のしくみだから仕方がなかったんですね」(Aさん)

「結婚して30年ほど経ちますが、旦那=敵、わかります。私もそう思ってます。
確かに『ありがとう』は大事だと思いますが、私が家事を毎日してるのに誰からも『ありがとう』と言ってもらえないのに、旦那がたまに夕飯を作っただけで息子から『ありがとう』と言ったりします。おかしくないですか?」(Bさん)

夫はどうする?

一方、男性側からの意見も寄せられました。

「今さらながら気づきました、そうですか…。私も妻にできるだけ『ありがとう』と伝えるようにしてましたが、どうやら時すでに遅し。妻の脳は私を敵認定していることを、今さらながら気づきました。

これからは妻の逆鱗に触れないよう『忍』の一字を胸に刻み、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで生きていこうと思いました」(Cさん)

「帰宅すると昔はおかえりとウエルカムでしたが、今は『あのさあ』から始まり、平日休みに家でゴロゴロしているだけで夕方嫁が帰宅して俺の顔を見ただけで、めっちゃ眉間にしわを寄せてブスーッとするんですわ。

そうか、敵に会うたらみんな怒りますわな、ニコニコするわけないんです。腑に落ちました、
とにかく謙虚な心を持って今日も敵がいる家で無事生還したいと思います」(Dさん)

「敵という存在」を確認するという方向に話が行ってしまいました。
(岡本)
 

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