大阪・関西万博の内覧会。25年後の自分の姿は見たい?見たくない?

大阪・関西万博の開幕まで3週間となり、会場となる大阪市此花区の人口島夢洲には目玉となる国内パビリオンが続々と完成しています。3月24日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この期待感あふれる話題について盛り上がりました。目玉のひとつは「25年後の自分に会える」というコンテンツ。塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサー、重盛啓之アナウンサーが、やりたい、やりたくないで意見を交わしています。
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開幕まで20日を切った大阪・関西万博ですが、3月23日に報道関係者を対象にした内覧会が行なわれました。展示内容を事前に発信し、来客に繋げたい考えのようです。
内覧会では、直径0.1㎜未満の細かい泡で身体の汚れをこすらずに落とす「未来人間洗濯機」が公開されました。体験した大阪府の吉村知事は介護での利用も見込めるとして、「未来の風呂の形」と絶賛したとのこと。
小高「未来人間洗濯機って、前の万博の時にもあったよね」
1970年に大阪府で開催された万博でも、三洋電機が「人間洗濯機」を出展しており、当時は大変注目を集めました。
塩見「あの時と今回でどんな風に違うのかな?」
以前の万博で見ていた人なら、その違いにも注目したいところでしょう。
こどもはワクワク、大人はドキドキ?
髪や骨格などのデータを測定すると、25年後の姿がアバターで出るゾーンが気になった小高。
小高「未来の自分がアバターで表示されるのはいいんですけど、なんで25年後なんですか?」
このコンテンツは、大阪ヘルスケアパビリオンの目玉コーナー「ミライのじぶん」というもの。個々人の健康データを測定し、そこからイメージされる25年後の姿をアバターとして映し出すそうです。
小高「こどもさんはいいでしょう。『大人になったらどんな感じかな』って」
こどもの頃は大人になった自分の姿を想像するとワクワクしたものですが、大人にとっては、さらに四半世紀分歳を重ねた自分の姿が映し出されます。
重盛「塩見さんだったら、もう90歳くらい?」
塩見「これ、うちの奥さんと見てたけど、これでもし『あなたはもう死んでいます』とか出てきたらどうする?って話してました(笑)」
見たい?見たくない?
小高「普通に今の姿がアバターになってもいいじゃんって思うんですけど。25年後だと確実に『絶っ対にやりたくない』って人が一定数いると思うんだけど!」
重盛「でも、ちょっと見てみたいっていう気持ちもね」
塩見「いや私は見たくないなぁ」
意見が分かれる3人。女性は特に「そんなの見たくない!」という方が多いかも。
小高「これって、みんなが見てるところでモニターにバーン!って映し出されるのかな?(笑)」
ブース全体に大々的に公開されると恥ずかしいけど、自分だけでこっそり見れるのなら見てみたい気持ちもあるようです。
そんな小高は以前、似顔絵描きをやっている人にとある話を聞いたそう。
小高「そっくりに書くのはもちろんだけど、ちょっとだけ綺麗めに描くのがコツって言ってました」
未来のアバターも少し忖度して、綺麗にかっこよく映し出してくれれば、来場者が爆増するかもしれません。
愛知万博の思い出
塩見「そういえば愛知万博では、自分の顔がアニメ風になって出てくるブースがありましたよね。自分らしきものが出てきたときに、えらくヒョロ~っとしてて(笑)『え、これ!?』みたいな気持ちになりました」
これは愛・地球博の「三井・東芝館」で出展されていた「グランオデッセイ」というブース。来場者参加型のコンテンツで、参加者の顔をスキャナーで取り込んでCG化し、映画の出演者としてキャスティングするというものでした。
「ただ端っこで見守ってるだけで全然活躍してなかった」とがっかりしたという塩見ですが、一方、重盛にもこのブースでがっかりな思い出があるそう。
重盛「うちの長女が崖から落ちる役だったんですけど、その泣き顔が本当にいつもの泣き顔そのもので。もう不憫でしょうがなくて…」
今でも鮮明に覚えているという重盛。バーチャルな近未来体験は、いい意味でも悪い意味でも衝撃的で印象に残りやすいのかもしれません。
そんな近未来体験ができる「ミライのじぶん」。25年後の自分の姿、あなたは見たいですか?見たくないですか?
(吉村)
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