総務省から電話?リスナーが最新の詐欺体験を報告。

かつては高齢者がターゲットだった詐欺も、今では若い層でもうっかり引っかかってしまうような新しい手口が見受けられます。3月12日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「オレオレ詐欺のコーナー」では、リスナーの実体験をつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介していきました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く助かったけどめんどくさい
「3月2日の朝、フィッシング詐欺に遭いました。普段身に覚えのないメールは削除しますが、ポイント失効のお知らせメールに、何の疑いもなく情報を入力しました」(Aさん)
その数時間後「クレジットカード情報を入力しましたか?」とカード会社から確認の連絡が。
今回はカード会社のセキュリティのおかげで金銭被害は発生せずに済んだそうです。
「でも、クレジットカード再発行、IDやパスワードの再設定。引き落とし登録の再設定など、詐欺に遭わなければしなくてもよかった作業に時間を奪われてしまいました」(Aさん)
Aさんからは、後日も投稿が寄せられていました。
「嬉しいことに予定より早く新しいカードが届きました。古いカードにハサミを入れて破棄したつもりが新しいカードにハサミを入れてしまいました」(Aさん)
つボイ「まためんどくさい再発行の手続きをしないかん」
小高「これもフィッシング詐欺に遭わなきゃやらんで済んだ話です」
小高の実体験
小高も過去にフィッシング詐欺の被害に遭っています。
銀行のサイトに行こうとして本物そっくりなサイトに行ってしまったそうです。
小高「ちょっとデザイン変わったのかな?というぐらいなことだったんで、うっかり騙されちゃった」
小高は銀行から電話がかかってきて助かったそうです。いま時は電話も疑ってかからなければいけないご時世。
「手続きはうちの銀行に来てください」と言われ、本物だと納得したそうです。
小高「教えてくれてありがとうなんだけど、銀行行かないかんのが3時までで大変だったんですよ」
絶えない定番詐欺
「ヤマト運輸から来たメール。『こちらはヤマト運輸のカスタマーサポートです』と始まりました」(Bさん)
つボイ「うちもよう来るわ」
小高「有名どころの名前を騙って詐欺を働くのが定番ですもんね」
「『この度は弊社をご利用いただきありがとうございます』いろいろとそれらしい文言があり、『下記の通り配送情報を更新下さい』と偽サイトへ誘う文章も」(Bさん)
さらに「注意。48時間以内にご確認がない場合…」と焦らせるための文言もちゃんと書いてあったんだとか。
小高「あら?と思ったら、メールのリンクからではなく、自分で検索してホームページに行ってみる。もしくは電話で問い合わせをしてみることですね」
謎の荷物で大騒ぎ
「先日母から LINEが届きました。自分宛てに知らない宅配便が届いた。『猫砂』と書いてあるが頼んだ覚えがないとのことでした」(Cさん)
今は送りつけ詐欺があるので、何でも受け取ってはダメだと注意したCさん。送り状から会社名を検索すると、特に問題はなさそうだったそう。
どうやらその荷物は、住所や氏名を入力すると送られてくる試供品プレゼント。
「間違いなく母は住所氏名を入力しているはずだと問い詰めるも『やった覚えはない』の一点張り。現に送られてきているので、そんなことあるわけがないとLINEで親子喧嘩です」(Cさん)
つボイ「何かやっとんのやわ」
小高「絶対何かやったはずやと心配だったんですね」
違う形の詐欺被害
「そんなLINEのやり取りでイラっとしている中、送られてきた段ボールの中にネコが入って可愛いという写真。そういうことじゃない!とイライラマックス」(Cさん)
親子喧嘩の最中も、ネコの写真を送ってくる呑気なCさんの母。
「最初は無料でも高額なものもあるから、何でもかんでも住所や名前など個人情報を入れたら絶対ダメと母を叱りました」(Cさん)
Cさんは、その話をこどもにすると、小さい子と同じようにネット規制した方がいいのか?認知が入ってきているのか?と心配していたそうです。
「その時、こどもと私は、ふと私の兄のところにもネコがいるということに気付きました。まさか」(Cさん)
早速電話をすると「自分のを頼んだ時におっ母のも頼んどいた。それを知らせるの忘れとった」と言ったそうです。
「これまでの事情を話したら、爆笑しながらも謝ってきましたが、濡れ衣で私にしこたま叱られた母には申し訳ない気持ちでいっぱいです」(Cさん)
つボイ「詐欺のせいで、お母さんも、叱られんでもええことで叱られとんのや」
小高「着払いもそうだし、ちゃんと言っとかないといけないね」
総務省からの電話
「先日、ヘンな電話番号からの着信の後、こんな留守番電話のメッセージがありました」(Dさん)
メッセージはこんな風に言っていたそうです。
「1を押してください。こちらは総務省の総合通信局です。お客様の通信サービスを2時間以内に停止させていただきます。オペレーターにお繋ぎする場合は使用してください」
つボイ「文章がちょっとおかしいんですよね」
小高「カスタマーセンターにかけた時、こういうのがありますよね」
普通は問い合わせる件について、1を押すとか2を押すとか番号で指示があります。
つボイ「選択肢ひとつしかないことは絶対ないですよね。1だけやったらそのまま繋いだらええもん。そうでしょ?」
詐欺電話の間抜けな部分を指摘するつボイ。くれぐれも詐欺には気をつけたいものです。
(尾関)
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