新型コロナ禍以降、ペットを飼う家庭が増えているそうです。ＣＢＣラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「ペットのコーナー」には、ペットに関する投稿が多数寄せられます。3月13日の放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーがエピソードを読み上げます。

犬にやさしい新幹線

リスナーから情報が寄せられました。

「JR東海は9日、東海道新幹線のぞみの東京－新大阪間で愛犬をカゴから出せる専用車一両を試験運行したとのことでした。
ペットのストレスを軽減し、愛犬家の飼い主が一緒に旅行を楽しめるのが狙いで、一両単位で貸切ることのできる仕組みを活用した専用列車で、東京銀座のペットサロンと提携して運行。『わんわんエクスプレス』と名付けました。

室内にはカメラマンを配置し、制帽姿の愛犬の記念写真ができる他、ドックトレーナーの講義も受けられます。通常ペット連れで新幹線に乗る場合、カゴに入れて顔を外に出さないのがルールだそうです」（Aさん）

小高「乗ってしまったら出していいよという車両を作った。周りみんなそうだからトラブルにならないということかな」

「JR東海は下車後のクリーニングや脱臭にどの程度の時間がかかるかを詳しく調べて、今後の運行の検討材料にするとのこと。
愛犬家にとってこのような車両は朗報です。でも、さすがに自由気ままなネコは無理でしょうか？」（Aさん）

小高「『わんわん』だから、今のところは犬オンリーなのかな」

かわいい乗車記念の愛犬用ネックストラップとスタイなどのプレゼントもあって、愛犬家のハートをわしづかみにしそうです。

アホと違う

愛猫家も負けていられません。

「うちのネコが意外と賢いことを発見しました。我が家は再婚の嫁と私と愛猫、11年目のタマと暮らしております。毎朝、5時30分にタマが寝室の開き扉をカキカキしてきます。3年前まで何してるん？と半分寝顔で思っていましたが、去年わかりました。

それはタマが朝のウンチをキッチンのネコ用トイレにしたからね、と教えてくれていたんです。わかった途端、タマはアホと違うんやと、嫁と話し合いました」（Bさん）

つボイ「どこまでペットの気持ちを汲み取れるかです」

去年まではアホと思われていたタマの話でした。

アンモニャイト

以前「ネコはこたつで丸くならない」と話題になってたことがあります。

「ネコが丸まって眠るのは寒いからです。熱を少しでも逃さないために丸まって眠ります。ネコ好き界隈では『アンモニャイト』といって、お鍋の中に入って丸まっているのは『鍋ネコ』と言っています。

ちなみに、私の飼いネコもあまり丸くなりません。うちの暖房器具は、人間用に石油ストーブ、ネコ用にホットカーペットですが、人間にはちょうどよい秋の気候でもネコには寒いようで『早くぽかぽかにするの出して』と毎日圧がすごいです」（Cさん）

つボイ「ネコは安心しきってへそを天井に向けてすやすやしているそうです」

こうなると、誰が主人かわからない状態です。そういう姿もかわいいのですが。

怖い、かわいい、怖い

最後は、ちょっと変わったペットの実態です。

「獰猛な鳥の話です。うちにはニワトリが2羽います。メスのネイマちゃんは活発な娘で、時々恐ろしい一面を見せてくれます。

ある日、庭でニワトリ2羽を遊ばせていました。洗濯ものを干していると、『ピー！』という鳥の叫び声が聞こえてきました。あわてて2羽の元に飛んでいくと、ネイマちゃんが何か大きなものをくちばしにくわえて、地面に叩きつけていました。

近づいてみるとスズメ！聞こえたのはスズメの断末魔でした。
取り上げましたが、『コ、コ、コ、返して』と抗議していました。

別の日には全長20cmほどのドブネズミの死体が庭に落ちていました。頭が叩き潰されておりました。
ネイマちゃんにトカゲなどを与えるとまず頭を叩き潰して行動不能にします。そして、地面に叩きつけながら食べます。ネイマちゃんの常とう手段でした。
長いしっぽはミミズに似ていました。ネイマちゃんはミミズが大好物です。似ていたので捕まえてみたものの、おいしくなかったんだろうな」（Dさん）

小高「しかし、食事の仕方がワイルドやね」

「ニワトリ用のエサも与えているんですが、普段はちょうちょやトンボを追いかけて走っていきます。そして捕まえて地面に叩きつけながら食べます。時々怖くなります。そんなところもかわいいです」（Dさん）

つボイ「どっちなんや（笑）」

小高「私はニワトリとついぞ仲良くなれたことないわ…」

ペットのワイルドな一面を見るとちょっと引きますが、それもペットの一部。かわいがるしかないですね。
（みず）