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普段使うものが防災時に役立つ「フェーズフリー」グッズを紹介

普段使うものが防災時に役立つ「フェーズフリー」グッズを紹介

2025年3月11日で東日本大震災から14年が経ちました。災害に備えるため様々な防災グッズが提供されていますが、最近は「フェーズフリー」という考え方が広がっています。この日の『CBCラジオ #プラス!』では、山本衿奈がフェーズフリーの防災アイテムを紹介しました。

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フェーズフリーとは

「フェーズ」は区切り、局面という意味で、「フェーズフリー」は災害と平常時の局面を区別しないで使えるという意味です。

山本「『日常生活で取り入れているものをいざという時に活用できたらいいですよね』ていう風な考え方のことなんです」

光山「日頃から使ってると、その使い方とかもちゃんともう分かっていますから、いざっていう時にも迷うことなく使える。その辺りがフェーズフリーの良さでもありますかね」

そこで山本がフェーズフリーアイテムを紹介しました。

紙コップが計量カップに

まずはサンナップ株式会社の紙コップ「アンドスケープ ペーパーカップ」。

この紙コップの側面には、「~ml」や「~合」などの単位がメモリで表示されています。
そのため、災害時に炊き出しで料理を作る際や赤ちゃんのミルクを作る場合などに役立ちます。

メモリもさりげなく書かれており、デザインもオシャレ。

光山「茶色、赤、ベージュの3色があしらわれている紙コップ。
おしゃれな模様で、ちょっと目を向けてみるとメモリが書いてある。そんなデザインですね」

お値段は80個入りで658円。1個あたり約8円です。
普段買っている紙コップの値段と大きな差はないので、家にある紙コップをフェーズフリーの紙コップに置き換えるといざという時に役立ちます。

リュックが貯水タンクに

続いて山本が紹介したのが、株式会社三和製作所のリュックサック「Beat Board」です。

光山「一見すると、普通の長方形の形をしたリュックサックに見えますね」

山本「大きめのしっかりとしたリュックサック。プライベートでもお仕事でも使えるかなというシンプルなデザインになっているんです」

見た目は一般的なリュックですが、防水設計がされており、いざという時にバケツの代わりに水を運べたり水を溜めることも可能です。
容量は約23Lとたっぷり。

山本「なのにその割にはコンパクトというか、使い勝手も良さそう」

さらこのリュックは水に浮く素材になっており、体重が90kg未満の場合、問題なく浮く浮力が備わっています。

山本「こういうのもひとつあると、より安心感に繋がるんじゃないでしょうか」

オシャレ防災グッズのカタログギフト

山本は贈り物をする時にカタログギフトをあげることが多いそうですが、今、命を守る防災カタログギフト「LIFEGIFT」も登場しています。

名前の通り、防災グッズだけを扱っているカタログギフトですが、取り扱っているのはインテリアにもなるようなおしゃれなものばかり。
スタイリッシュなデザインの消化器や、雨水を飲み水に変える浄水ボトル、まるでアクセサリーに見える防災ホイッスルなど様々です。

光山「消火器も黒白。インテリアにポンと置いておいても馴染むような感じで、これがいざとなったら消火器として使えるわけですもんね」

山本「こういうのを贈ると『心配してるよ、大切に思ってるよ』っていう気持ちも伝わります。防災に特化したカタログギフトを選ぶっていう選択もありますよね」

普段使用しているものがいざという時に役立つフェーズフリー。
この機会に防災グッズの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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