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郷土料理・柿の葉寿司の「葉っぱ」は食べるもの?

郷土料理・柿の葉寿司の「葉っぱ」は食べるもの?

日本を代表する古都で、古くから京都と並び称されているのが奈良。以前は京都と比べて奈良はのんびりしたイメージがありましたが、今やインバウンド効果で奈良にもかなりの観光客が訪れています。3月4日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、その奈良にまつわるおたよりを2通、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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葉っぱは食べてもいいの?

奈良で有名な郷土料理といえば「柿の葉寿司」。

その名のとおり、シメサバを柿の葉っぱでくるんだ寿司ですが、実は和歌山の近海で獲れたサバで作られ、奈良の方で売られて定着したという説があり、和歌山の郷土料理であるともいえます。

「30年以上前、和歌山県にある主人の実家に行ってまだまだ緊張し続けていた頃、出されたものはなんでも食べなければいけないと思っていました。

『この地域の名物なんだよ』と言われて出されたのが柿の葉寿司。

葉っぱごとバリバリと食べてしまい、その音に親戚の人が気づき『まあ若いお嫁さん、することが何でもかわいらしいですね』と言ってもらい、とても恥ずかしかった思い出があります」(Aさん)

親切心で教えたものの

この投稿が寄せられたのは、ひなまつりの時期に「桜餅の葉っぱは食べても良いが、柏餅の葉っぱは食べてはいけない」とのエピソードが紹介されたのがきっかけ。


「やっちゃいそうなことは先に言ってよね。去年、息子のお嫁ちゃんを主人の実家に連れて行った時、『この葉っぱははがして食べてね』とはがしながら優しく教えましたが、『すみません。私、ヒカリもののお魚がダメなんです…』。

私の優しい姑配慮はムダに終わってしまいました」(Aさん)

教えてあげたことが残念ながらムダになってしまいました。

巨大な古墳跡を発見

長い歴史を持つ奈良には、最近こんなニュースがありました。

奈良の平城宮跡のすぐそばで、これまで知られていなかった全長200mに及ぶ大型の前方後円墳の痕跡が見つかったとのこと。
場所は佐紀古墳群付近で、北側には天皇や皇族を祀る陵墓の他、宮内庁が管理する200m級の前方後円墳3基があるとのことです。

1日、奈良市教育委員会は「佐紀池ノ尻(さきいけのじり)古墳」と命名したことを発表。

都の建設時には破壊されたと見られ、これほど大規模な古墳が取り壊された例の発見は極めて珍しいそうです。

なぜ古墳が壊された?

このニュースを聞いたつボイは「ここから想像できるのは、(今回発見された古墳は)天皇家ではない」と推測。

つボイ「おそらく天皇家がずっと力を持ってくるまでにおった豪族かなんかの。
下手したら天皇家に歯向かったような奴やから、規模は大きいけども、都を作る時に壊してしまえといって壊したという…想像ですよ。

だってすぐ近くには天皇家の墓があるわけですから、たぶんそのようないきさつがあったんと違うかな」

朝日新聞のニュース記事でも学芸員が「陵墓と認識されていなかった古墳は、容赦なく破壊されていた可能性がある」とコメントしていました。
(岡本)
 

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