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その差16倍?日米会談での贈答品の金額に差がありすぎた件

その差16倍?日米会談での贈答品の金額に差がありすぎた件

2月7日に行われた日米首脳会談に合わせて、石破首相がお土産として持参したものが話題になっています。それは、日本で端午の節句の際にこどもの成長を願って飾るかぶと飾り。それも輝く金色の豪華な装飾を施したものです。このニュースについて2月10日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがそれぞれの意見をコメントしています。どうやら石破首相が贈ったかぶとに対して、トランプ大統領から贈られたものが意外すぎたようです。

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輝くかぶと

日本からのお土産として贈られた金のかぶとは、石破首相の地元である鳥取県に本社を持つ老舗人形メーカー「人形のはなふさ」が用意したもの。
自身の髪の色と同じゴールドが好きだというトランプ大統領に気に入ってもらえるよう、金色をふんだんに使い、なおかつ着用できる大きさのかぶとを用意してほしいと頼んでいたとのこと。

昨年の11月にはすでに注文していたようですが、製作した「人形のはなふさ」がトランプ大統領への贈り物であると知ったのは、日米会談の4日ほど前だったとか。

つボイ「サプライズを狙ったんでしょうね。言わへんかったのは喜んでもらうためのひとつの作戦です」

人形店にはトランプ大統領に贈られた物と同じかぶとが展示されており、一目見ようと多くの人が訪れているのだとか。
さらに「同じかぶとを購入したい」といった問い合わせも100件以上寄せられているとのこと。

「人形のはなふさ」の英智哉社長は、「大変光栄で嬉しい限りです。このかぶとが良好な日米関係を気付くための役割を果たしてくれればありがたく思う」とコメントしているようです。

かぶと流行中

かぶと飾りを贈ることになった理由は、アメリカで大ヒットした時代劇ドラマ「SHOGUN 将軍」の影響や、アメリカ大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が本塁打を打った後にかぶとを被るパフォーマンスしたことによる「かぶとブーム」にあるようです。

つボイ「いい時にかぶるんや!将軍のような人がか被んや!って認識かな」

小高「ヒーローが被るんだ、みたいなね」

今アメリカで急激に認知度を上げているかぶとは、一種の縁起物のようなイメージになっているのかもしれません。

また、家族を大事にするトランプ首相への贈り物ということで、家族の健やかな成長を願うという意味も込められているのだとか。

つボイ「5月5日のこどもの日には大統領の孫も被って成長を祝うんでしょうか?」

小高「アメリカにこどもの日があるか(笑)」

贈られたかぶとはこどもが被るサイズというよりも、トランプ大統領が被ってちょうどいいくらい。とても立派で大きなかぶとは、大変喜ばれたようです。

釣り合いとれず

そんな金色に輝くかぶとの気になるお値段は、なんと16万8,000円。

つボイ「たぶん大統領への贈り物の相場はこんなもんなんですよ。というのも、バイデン大統領の時の贈り物が輪島塗の湯飲みとボールペンやったんですけど、それぞれ8万8000円でしたから」

その一方で、今回トランプ大統領から石破首相に贈られたものはなんだったのでしょうか?

小高「ちなみにトランプさんからは、自身の写真集が贈られています。こちらの値段はだいたいの相場から言うと、1万4,000円ですね」

つボイ「安いやないか(笑)!損しとるやないか、16分の1や」

あまりの金額の差につボイもツッコミが止まりません。さらに日本から贈ったかぶとが特注なのに対し、トランプ大統領の写真集は通販サイトのAmazonでも購入可能のようです。
「もうちょっとええもん出さんかい」とぼやくつボイ。

つボイ「写真集って何が載っとんの?」

小高「例の選挙の時の銃撃戦とか。奇跡の一枚の」

つボイ「いらん!いらんそれ!いらんてそんなもんは!」

最後まで声を大にして言い続けるつボイ。
大統領に就任してからというもの、話題に事欠かないトランプ大統領のようです。
(吉村)
 

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