CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

名古屋・栄で高層商業施設が来夏開業!その目玉とは?

名古屋・栄で高層商業施設が来夏開業!その目玉とは?

名古屋市の繁華街・栄エリアに新しく生まれる複合ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」の上棟式が2月5日に行なわれました。地上41階地下4階建て、高さ211メートルで、栄エリアで最も高いビルとなりますが、目玉は一体なんでしょうか?翌6日の『CBCラジオ #プラス!』では、CBCアナウンサー永岡歩とつボイノリオがこの話題についてトークを繰り広げました。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

栄に大型映画館が!

来年3月に完成し、夏頃開業の「ザ・ランドマーク名古屋栄」。
商業施設の運営は、大丸・松坂屋やパルコなどを運営するJ.フロント リテイリンググループで、これらの店舗で培ったノウハウを融合した、新しいタイプの商業施設を目指しているということです。

目玉のひとつが、栄エリアでは初のシネコンとなる「TOHOシネマズ」。地上5階から9階に大型スクリーンの映画館が入ります。

大須や名古屋城にも近い栄に大型施設を作ることで、集客と回遊の起点にする狙いもあるようです。

2025年後半から名古屋では「路面公共交通システムSRT」で路面を走る未来のバスが走行する予定があり、さらに2026年度にはアジア・パラ競技大会も控えています。

インバウンドも含め多数の人が名古屋を訪れる中、「ザ・ランドマーク名古屋栄」は注目のランドマークとなりそうです。

つボイ、劇場も欲しい

つボイはこの話題に対し、映画館のオープンは喜びつつも、収容人数1,500人規模の劇場が少なくなっていることを嘆きます。
栄のランドマークだった以前の中日ビルには、中日劇場がありました。

つボイ「勤労会館もなくなった、名鉄ホールも機能してないと。名古屋飛ばしがこれからも起こるぞと、そういう風に思いましたですね」

永岡「愛知芸術劇場とか、あとは御園座とか、やっぱそういうところはあっても、やっぱ埋まっちゃいますもんねスケジュールが」

新たに大型映画館が出来る嬉しさもありますが、生で観劇できる劇場の少なさに寂しく思うつボイ。

容積率もすごいぞ

話題を「ザ・ランドマーク名古屋栄」に戻します。
もうひとつ注目されているのが、敷地面積に対する延べ床面積の割合を示す容積率。

通常容積率は1,000%までが上限のところ、「ザ・ランドマーク名古屋栄」は容積率2,050%。これは地域への貢献度が評価され、1,050%分緩和されたとのこと。

これまで名古屋にはこういった都市再生特別地区を拡充したのが9件あります。
うち大多数の6件は名古屋駅周辺で栄駅周辺はわずか2件のみでした。
そこで今回はランドマークを設ける大きな一歩を踏み出しました。

外資系高級ホテルも誕生

「ザ・ランドマーク名古屋栄」には映画館だけではなく、外資系の高級ホテルも入ります。
外国人の集客が期待されますが、外国人が訪れる都道府県をつボイが調べたところ、東京が34%、大阪が15%。
そして名古屋はたったの2%にとどまっているそうです。

つボイは「チャンスを活かさないと!」とアイディアを提案。
その一例として、エミー賞を受賞した『SHOGUN 将軍』の効果を挙げました。

日本を訪れる外国人に、この作品に登場する武将たちのふるさとが愛知だとPRするというのです。
永岡によると、実際に『SHOGUN 将軍』の影響で、刃物の町として知られる岐阜県関市にも観光客が増加しているそうです。

海外から興味を持たれるチャンスを活かした、名古屋のさらなる活性化に期待します。
(ランチョンマット先輩)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP