2025年セ・リーグ順位予想&注目選手!高校生のドラゴンズファンが徹底分析
CBCラジオ『たっちゃん部』は、愛知・岐阜・三重の3県の高校生たちによるラジオ番組コンテスト「トーク甲子園2024」優勝者にして現役高校2年生のたっちゃんが、「たっちゃん部」部長として自由気ままに活動する放課後青春バラエティ番組です。2月4日の放送では、野球シーズンの到来を喜ぶたっちゃんが、セ・リーグの順位予想と個人的な注目選手について語りました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く1位は阪神タイガース!?
今週の放送では、セ・リーグ1位から3位までの順位予想と、昨シーズンの振り返り、そして来季の展望について語りました。
注目選手については、たっちゃんが好きな選手で、かつ順位に大きく関わってくると思われる選手を独自の基準で選出しています。
1位に挙げたのは「阪神タイガース」。
個々の選手の能力の高さを評価し、昨シーズンも主力が低調な中で2位になったことから「地力のあるチーム」だと分析します。
特に中日ドラゴンズとの対戦では「やたらめったらボコボコにしてくる」印象があり、甲子園での試合でも昨年は全然勝てなかったと振り返る、たっちゃん。
「このチームをもうちょっと倒していかないとドラゴンズは上に上がれない」と、ライバルとしての意識を語りました。
左腕・及川雅貴投手の魅力
阪神の注目選手として挙げたのは及川雅貴投手。中日ドラゴンズの石川昂弥選手、岡林勇希選手と同世代のサウスポーで、先発、リリーフどちらもこなせる投手です。
「この選手が台頭すれば、ものすごく重要な戦力になる」と評価するたっちゃん。
及川投手の特徴は、二段モーションを取り入れた躍動感のある投球とクロスファイヤー。左ピッチャーの右打者へのインコースに食い込むストレートを「めちゃくちゃかっこよい」と絶賛。
左ピッチャーらしい曲がりの大きいスライダーも持っており、「まさに正統派の左ピッチャーって感じで、めちゃくちゃ僕のタイプ」と熱く語りました。
森下翔太選手が魅せる大舞台での輝き
阪神2人目の注目選手は森下翔太選手。アジアプロ野球チャンピオンシップでの活躍から「大舞台に強い選手、いいところで打つ選手」という印象を抱いていたたっちゃん。
WBSCプレミア12ではさらにその実力を見せつけられ、「これはすごいぞ!この選手、来年めちゃくちゃやるんじゃないか」と実力を評価します。
ドラフト1位という立場でここまで期待に応え続ける姿勢を「すごくかっこいい」と語り、ライバルチームの主力として意識せざるを得ない様子でした。
補強の嵐!ジャイアンツを2位予想
2位予想は「読売ジャイアンツ」。
ライデル・マルティネス選手、甲斐拓也捕手、田中将大投手など、「この選手、どうなるんだ?」という選手を次々と獲得したチームです。
昨シーズンのオフはリリーフ投手陣の弱点を補うために補強を進めていましたが、今年は「いい選手は全部取っちゃえ!」というスタイルで補強を展開していると分析。
「面白いとは思うんですけど、順位がどうなってくるのかな」と考えつつも、「地力があるチーム」として2位予想を導き出しました。
ドラゴンズキラー・山﨑伊織投手
ジャイアンツの注目選手は山﨑伊織投手。「髙橋宏斗のそっくりさん」として知られる投手で、「牽制やフィールディングがすごく上手い」と評価します。
特に「ドラゴンズキラー」として知られ、ドラゴンズ戦では好投を見せる一方で、他球団との試合では苦戦する状況を見ると、「もっとできるでしょう、いけるいける、山﨑投手全然もっとやれるピッチャーだよ!」と思わず応援したくなると語ります。
「ドラゴンズキラーだからこそ、逆に本来の力を発揮できてないと思いたくなっちゃう」という心理も働き、「このピッチャーちょっと応援したい気持ちが結構強くなってます」とライバルへの複雑な心境を明かしました。
名キャッチャー・大城卓三捕手の底力
バッターでは、同じくドラゴンズキラーの大城卓三捕手を挙げます。
昨シーズンは結果が残らなかったものの、「2023年シーズンは個人的にはもうセ・リーグNo.1と言ってもいいキャッチャーだった」と高く評価します。
テレビの中継アングルではピッチャーとキャッチャーを一番多く映し出すため、キャッチャーの細かい動きが正面から見られます。
「これが上手いと見ていて楽しい。こういう選手の魅力はわかっているつもり。大城選手は全然やれる選手だと思います。もうぜひともレギュラーを奪い返すつもりで頑張ってほしい」と語りました。
仲地礼亜投手の一軍定着に期待
3位予想は「中日ドラゴンズ」。
「結構贔屓目ありありでねじ込んだところはある」と正直に語るたっちゃん。「野手は結構本当にスタメンでも控えでもいろんな選手の名前がしっかり上がるし、その選手も全員素晴らしい実績なので、全然この位置にあり得る、なんならもっと上もいけるぞ」と意気込みを見せます。
ただし、「ピッチャーなんですよね、このチーム課題は」と投手陣の不安も認めます。
そんな中、投手では仲地礼亜投手を注目選手に挙げました。
「やっぱりね、彼なんですよ。二軍成績とか、今年唯一の一軍登板でも圧巻のピッチングを披露したので、夢しかない!」と期待を寄せます。
加入時は沖縄の素朴な雰囲気が強かったものの、最近は「戦う顔」になってきたと変化を感じ取るたっちゃん。
「もう俺がやるんだっていう気持ちが、顔にどんどん現れてきて、なんかすごい今年こそやってくれるんじゃないか」と期待を膨らませました。
石川昂弥選手に託す黄金期への夢
バッターでは石川昂弥選手を選出。「ここで挙げる選手としてはど真ん中」としながら、「竜の未来を担う天才バッターですから」と評価します。
「今年こそ、誰の文句も言わせない圧倒的な成績を残してほしい。この選手そろそろ活躍するんじゃないかなと思って、それがバーンと出てきた。『わかってたよ、俺は』みたいな顔ができるんで。一気に大爆発して、夢の3割20発を見せて、細川成也選手の後ろを支えてやってほしい」と思いを熱く語ります。
たっちゃんはドラゴンズについて、「黄金期の第一歩、それを歩んでいってほしい」と語り、「髙橋宏斗のメジャー挑戦。これまでにやっぱり勝負をかけていかないといけないチーム」だと分析。
「まず最初にAクラス入り、そしてこれからずっとドラゴンズが強いぞっていうところを見せつける、そんなシーズンにぜひともしてほしい。優勝してもらって構わない」と熱い思いを伝えました。
(minto)