サイン入りグッズ、どう飾るのが正解?
芸能人やミュージシャン、スポーツ選手などからサインをもらった経験があるという方はおおいでしょう。宝物として部屋に大切に飾るという人が多いのではないでしょうか。2月1日に放送のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』では、そんなサイン入りグッズについての話題が上りました。気象協会の廣山さんが、飾る場所に困っているというのです。CBC論説室の石塚元章特別解説委員と渡辺美香アナウンサーが、話に耳を傾けます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く憧れの人に会いに
廣山「この日からプロ野球の春季キャンプが沖縄と宮崎で始まるということで、野球に関する話題を」
そう言って話し始めたのは、和歌山県の太地町へ行ってきたときの出来事。
実はここ和歌山県太地町には、元プロ野球選手・監督である落合博満さんの野球記念館があります。落合さんは現役時代にこの地を気に入り、トレーニングやリハビリを行なうための別荘を建ててオフシーズンを過ごしていたそう。
その跡地を改装して建てられたのが、この落合博満野球記念館なのだとか。
廣山「この記念館の公式Xで、落合さんがいらっしゃる日が公表されていたんですよ」
廣山さんは落合さんに会いたくて、事前に下調べをしてその日を狙って出かけたと言います。
直筆サインを求めて
廣山「それで入り口のドアを開くと、目の前に落合さんがいまして!」
石塚「ご本人が?」
渡辺「えー!」
「大興奮しました!」と熱く語る廣山さん。さらに本人と歓談したりサインをもらったり記念撮影もできたということです。
廣山「サイン欲しい!と思ってスタッフさんに聞くと、どうも記念館の売店で買ったグッズに、宛名付きであればサインOKとのことで」
転売対策やトラブル対策としてこういった方法をとっているようです。スタッフの話を聞いて売店に走ったという廣山さん。
廣山「わたし、売店で何を買ったかというと、傘。なぜ傘かというと、落合さんの現役時代の打棒のように私の天気予報もよく当たりますように、という願掛けをふと思いついたからなんです」
気象予報士である自身の仕事に落合元監督のパワーが宿るように、という願いを込めたのだとか。うまい願掛けです。
飾るのに難あり
ご本人にサインしてもらい大満足で帰路についたはいいものの、帰宅してからとある問題に気が付いたと言います。
廣山「それをどう飾るか、ということなんですよ」
石塚「サインが見えるように飾らないといけないもんね」
自宅がそんなに広いわけではなく、傘を開いた状態で飾っておけるようなスペースが確保できないと嘆きます。
渡辺「なかなか場所取りますよね」
開いた状態の傘を部屋に飾ることを考えると、かなり圧迫感があります。いくら憧れの選手のサイン入りでも、少し飾るのを躊躇してしまいそう。
「サインボールとかでよかったんじゃないかな」と若干後悔気味です。
石塚「ちょっと嵩張っちゃったんだね」
すかさずダジャレを差し込む石塚。
渡辺「天井から吊るすのはどうですか?」
石塚「賢い!よく色とりどりの傘をいっぱい上からぶら下げてっていうの、ありますよね」
「インスタ映え」と話題になった、傘を使ったお洒落なディスプレイを参考にしてはどうかとの提案です。天井であれば場所も取らないし、ちょうどいいかもしれません。
廣山「いいですね!どうやって吊るすかちょっと考えてみます」
思い切って使うのもアリ?
リスナーからはこんな意見が届きました。
「サイン入りの傘ですが、嫌かもしれませんが、お使いになってはいかがですか?」(Aさん)
廣山「いやーもったいないです…」
渡辺「雨にさらすことになりますもんね」
「実用的なグッズなので、飾るのが難しいならいっそ使ってみては?」とAさん。投稿はさらに続きます。
「私も大切なものがなかなか使えなくてずっと保管してあったんですが、今は思い切って使っています。大事にする気持ちはわかりますが、傘は使ってあげた方が役目を果たせて喜ぶんじゃないでしょうか?」
廣山「そうですね、駅とかに忘れないようにしないといけませんね」
石塚「盗むやつとかいるかもしれないしね」
廣山「ただ私の名前が入っているので(笑)」
渡辺「名前公開しながら歩くことになっちゃいますね(笑)」
盗難の心配はないかもしれませんが、代わりに個人情報がダダ洩れになってしまいそうです。
そんな悩みも含めて「いい思い出になりました」と締めくくりました。
(吉村)