見た目はイチゴ、食べればケーキ?簡単スイーツレシピ紹介
月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、旬の食材を紹介しています。1月20日の放送では、名古屋市中央卸売市場セントライ青果の暮石さんがイチゴを紹介しました。聞き手はCBCアナウンサー光山雄一朗と三浦優奈です。
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今が旬のイチゴの産地は、多いところでは栃木県、福岡県、熊本県ですが、愛知県、岐阜県、三重県などでも生産されており、今の時期は愛知県産のものが多く出荷されています。
今年のイチゴは昨年の夏の暑さと秋の高温などによって生育に大きな影響が出ており、非常に厳しい作柄です。
11月、1月ともに平年よりも出荷量が少なく、価格も高値が続いている状況になります。
人気の品種
生産されている各県には、それぞれ人気の品種があります。
愛知県産では『ゆめのか』『紅ほっぺ』『章姫』が人気。
熊本県では『ゆうべに』『恋みのり』。
佐賀県だと、暮石さんおすすめのフルーティで甘い『いちごさん』。
福岡県は『あまおう』が人気で、福岡県出身の光山もあまおうを絶賛していました。
「甘い、丸い、大きい、美味い」イチゴだから「あまおう」という由来は福岡県民全員が言えるのではないかと、福岡県民にとってあまおうの存在はとても身近だそうです。
それぞれに特徴があって美味しいため、食べ比べてお好みのイチゴを探してみるのも楽しいのではないでしょうか。
「まるごとイチゴのケーキ」レシピ紹介
暮石さんおすすめのイチゴを使ったスイーツは「まるごとイチゴのケーキ」です。
大きめのイチゴを使用するのがおすすめ。
レシピ
①イチゴをよく洗い、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る。
②ヘタを切り落とし、ヘタ側からティースプーンなどの小さなスプーンで中心部分の実をくり抜く。
③くり抜いた果実部分をボウルに入れゴムベラなどで果実を潰し、そこに泡立てたホイップクリームや生クリーム、お好みで練乳を加えたものをよく混ぜ合わせる。
④お好みのクッキーをポリ袋に入れ少し粗めに砕いてから、平たいお皿の上に広げておく。
⑤いちごのくり抜いた部分に③を詰め、詰めた方を下にして、砕いたクッキーの上に押し付けるようにおく。
⑥冷蔵庫で30分ほど冷やして完成。
見た目はイチゴのままですが、中にクリームなどが入っているので一口食べるとまるでケーキのようなスイーツを味わえます。
詰めるクリームをクリームチーズに変えるとチーズケーキ風になり、また多く食べたい人は水切りヨーグルトに変えても美味しいそうです。
前日に実際に作った光山は、イチゴをくり抜くという斬新な作業が楽しかったとのこと。
砕いたクッキーがあることでタルト感が生まれるそうで「ケーキが1口で味わえる」とパクパクと食べ進めたそうです。
暮石さんによると、凍らせるとアイスのように変化するのでこちらもおすすめ。
様々な品種でまるごとイチゴのケーキを作って、ケーキの食べ比べパーティーなども楽しそうです。
(ランチョンマット先輩)