若い人の間でも見直す動きが…いまスナックが熱い?
『SPA!』(扶桑社)の記事などによると、最近若い人の間で「スナック」が見直されているそうです。気を使わずに安心会計でお酒が楽しめる一方で、暗黙の了解事項や知っておくべきマナーなどがあるため、それを知らずにスナック通いをしてしまうと、迷惑がられる可能性があります。そこで、1月23日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、この記事を参考にしながらパーソナリティの北野誠がスナック通いを勧めつつ、気をつけるべきポイントを解説しました。聞き手は加藤由香アナウンサーです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くそもそもスナックとは?
北野があらためて「スナック」の定義について語ります。
北野「キャバクラやクラブと違って、キャストさんが隣に座らないですから。L字型のボックスがあったら、Lの方にお客さんが座ってテーブルがあったら、真向かいに座ることはあっても隣には座りませんから」
加藤「カウンターの中なわけですね」
北野「そうです、常に真ん中にカウンターとかテーブルを間に挟むのがルールですから」
そして、スナックはだいたいこじんまりとしたお店の作りのため、あまり大人数で来られると困ります。
ひとりで飲んでいる客も少なくなく、大勢で騒ぐと飲みづらくなってしまうため、北野は「最大でも5人ぐらいの方が良い」と語ります。
この記事ではNG行為として他にカラオケの独占や騒がしい一気飲み、雰囲気が壊れる会社の愚痴、お会計への文句などを挙げていました。
ママが最高権力者
北野はスナックに通う上で最も押さえるべき点として、「スナックのルールブックはママだ」と語りました。
どういうママがお店を切り盛りしているかによって、店の雰囲気は大きく変わるのだそう。
例えば酔っ払ったお客さんがカラオケに割り込んで入ったりした場合、常連さん同士だとお互いのことがわかっているため、あまり問題になりません。
しかし、ママが「この客は困った客だな」と判断した場合、「ぼちぼちちょっと飲み過ぎやから帰りますか?」とやんわり言った時、そこで「何言うてんねん」と粘ると、出禁になりかねません。
お客さんがお店を選んでいるのかもしれませんが、ある意味ママからしても店の雰囲気や他のお客さんを守るために、お客さんを選んでいるともいえます。
なじみのスナックを持とう
北野は「特に50代以上の男性は近所のスナックや小料理屋などを1軒以上持っておくべき」と力説。
今は夫婦で家で話す機会があっても、妻に先立たれてしまう可能性があります。
そこで1人で短時間で軽く飲める、話し相手のいる場所を持っておくのが良いとのこと。
また、コロナ禍を経てテレワークなどによって、1日仕事をしても結局ほとんど人と話さないまま終わるとなると、さらに話す機会がありません。
それがスナックであれば気軽に1人で来れますし、常連さん同士の繋がりができて、例えばママがゴルフ好きの場合はゴルフコンペが開催されたりします。
男女限らず、仕事と家庭以外で別のコミュニティを持っておくことも大事かもしれないですね。
(岡本)