シャワーからもゆで卵の香り。栃木県「松島温泉 乙女の湯」
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。1月16日の放送で紹介したのは、栃木県さくら市にある「松島温泉 乙女の湯」。いったいどんな特徴のある温泉なのでしょう?
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「松島温泉 乙女の湯」へは、CBCのある名古屋市中心部から495キロ。
車での所要時間は5時間53分。東北自動車道の矢板インターから近い場所にあるので、車で行く方にとっては便利です。
高田「夜に行ったんですよ。真っ暗ってこういうことを言うのねってぐらい暗い。街灯もなく真っ暗。着くのか?大丈夫か?っていう感じの田んぼ道でした」
矢板インターから近いそうですが、夜行く方は注意が必要です。
公共交通機関では、東京から東北新幹線で宇都宮、東北本線に乗り換えて蒲須坂駅下車。駅からは車で8分で、名古屋駅からは上手く乗り継けばおよそ4時間で到着します。
高田「暗い中にいきなり『乙女の湯』が出てきます。敷地は広くて、駐車スペースも広いので安心です」
指定のロッカーを使用
「松島温泉 乙女の湯」では温泉棟とは別に、宿泊ができる建物もあります。温泉棟の受付には、宿泊客向けにカップラーメンや日用品が売られていたそうです。食堂はないものの、軽食は用意されているようです。
入場料の1200円を支払うと、ロッカーの番号入りの鍵を渡されます。
脱衣場は結構広く、ざっと50人分のロッカーがあるそうです。
脱衣場の壁には、「今日の温泉」という張り紙があり、高田が行った10月には、「内風呂は加温されてます」と「露天はわずかに加温してます」と書かれていたそうです。
温泉によってはこのように「加水加温なしかけ流し」や「消毒なし」などのお湯の状態を書いているところもあると解説する高田アナ
高田「温泉マニアには必要な情報です。ちゃんと張り紙がしてあるのは嬉しいですよね」
シャワーも温泉
浴場はゆったり広め。洗い場は10ヵ所ほどあり、自家製の全身シャンプーが置かれていたそうです。
ちなみにシャワーも温泉で、強めのゆで卵の香りがするそうです。
浴槽は10人ぐらいは入れるサイズのものがひとつ。浴槽からもうっすらとゆで卵の香りがしていたそうです。
やや黄色がかった透明なお湯の泉質はアルカリ性単純温泉。源泉の温度は42.2度。加水、消毒なし、かけ流し。
皮膚には効能ありという記載があったそうで、刺激が少なく癖がない優しいお湯だったそうです。
高田「41度ぐらいにキープされていますので長湯はできると思います。真夏は加温なしの状態で入れるようです」
また露もあり、こちらは10人以上は入れる岩風呂。40度を切るかどうかの温めの温度だったそうです。
合宿にぴったり
日帰り入浴は夜9時半まで。高田アナが訪れたのは閉館間際ですが、入浴客でいっぱいだったとか。
さらに閉まる頃に、宿泊の団体客がどっと入ってきて大賑わいだったとか。屈強な体つきのお兄さんたちで、みるからに大学の運動部の合宿という感じだったそうです。
高田「コンビニを探すのもひと苦労。ここなら脇目も振らずスポーツに打ち込めますよ。若い皆さん、汗を流すだけと言わずにじっくり癒されて欲しいと思います」
栃木県さくら市の「松島温泉 乙女の湯」を紹介しました。
(尾関)