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東南アジアのトイレ事情に驚愕!穴、桶、ホースはどう使う?

東南アジアのトイレ事情に驚愕!穴、桶、ホースはどう使う?

1月13日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』。この日のゲストは日本の寿司研究の第一人者、愛知淑徳大学教授の日比野光敏先生と、先生の教え子であり友人でもある天野佑心さん。こちらでは、日比野先生が東南アジアで出会った衝撃的なトイレについて取り上げます。

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水鉄砲のような謎の装置

日比野先生が「寿司」の研究で東南アジアを訪れた際、衝撃的な大便器に出会ったそうです。
それは、トイレの外から伸びている水鉄砲のようなホースを中で使うというもの。

つボイ「その力で流すということなんですか?したものを」

日比野「その前ですよ。汚れてしまったお尻の周りを洗う。そのためのホースなんですね」

つボイ「いわゆるウォシュレットのような。お尻を洗うわけですよね」

使い方については、ホームページに掲載されているそうです。

ここまではなんとなくわかるものの、先生が不思議に感じたのは「詳しいことが書いていない」ということでした。

尻を洗う?手を洗う?

つまり「噴射の威力で洗うのか、手にモノを握ってその手を洗うのか」ということ。

日比野「そこら辺のことが詳しく出てるページは1個もなかったですね」

日本では、ウォシュレットの説明は外国人向けに説明書きがありますが、こちらでは何もなかったといいます。

天野さんも「全然使えないです、さすがに」と振り返ります。

二流三流のホテルはみなこのシステムで、さらに安いホテルではホースすら付いておらず、バケツの水で流すそうです。

紙もないため、何かしらを洗うための水ということはわかりますが、「直接」なのか、「2段階目に手を洗う」ものなのかは不明のままです。

高いハードル「掴む」

現地の方に聞いても「水の威力で流す」という人と、「手を使う」という人に分かれていたそうです。
まさかの「個人の裁量に任されている」ということでしょうか?

小高「たぶん手でやって洗った方が簡単だし、手っ取り早くはあるんだけれども」

日比野「汚いでしょ(笑)」

つボイ「なかなか人生でね、自分のものを掴むということはね」

棒状のものでなぞるだけの検便でもインパクトがある行為。ましてや手でモニュっと掴むとは、ハードルが高い話です。

実はこの旅のもうひとりの同行者が、たまたまこの方式のトイレに出会ってしまい、そのまま扉を閉じて帰ってきたそうです。

穴しかない!桶で流すトイレ

一方、つボイはカンボジアでこんな経験をしたそうです。

ユニットバスのような空間で、人が入れない程度の大きさの湯船のような場所に水が溜められており、床のふちの方に排水溝の穴があるだけだったといいます。

つまり便器さえなく、排水溝の穴のみ。洗い場の床のような場所でしたあと、湯船のような水溜めから手桶で水をすくってザバーと流すのだそうです。

つボイ「力がないとね、排水溝までいかへんのです。ザーッとやると排水溝がちょっと横の方にずれたりするとね、もっぺんこっちの方で排水溝へジャバーっとやらないと」

日比野「洗い桶があるところは座って使うし、ホースのあるところではホースを使うし」

小高「『数種類置いてありますから、お好きにどうぞ』みたいな感じなんですかね」

求ム!トイレ研究の第一人者

つボイがどうしても言いたいのは「そんなトイレなのに有料」ということ。

つボイ「遺跡のところにあるトイレだったから、場所的には一流のところでしょうけど。システムは『それで有料かい!』っていうのはちょっとビックリしました」

東南アジアで出会った謎のトイレの実態を追求する中、小高は「寿司の研究第一人者なら、トイレの研究第一人者も知っているのでは?」と日比野に無茶ぶり。

しかし残念ながらそのような専門家は近くにいないそうで、リスナーに情報の提供を呼びかけました。

かつて番組では、「フランスのトイレには便座がない」という衝撃の事実が話題になったこともありましたが、このように、トイレは各国の文化や生活習慣が最も顕著に表れる場所のひとつなのかもしれません。
(minto)
 

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