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次はどこになる?ナゴヤ球場が移転へ

次はどこになる?ナゴヤ球場が移転へ

中日ドラゴンズの年賀式が6日に行なわれ、2軍のナゴヤ球場を移転することと、新球場建設事業に着手していることが明かされました。1月7日のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、この話題についてリスナーから多くの投稿が寄せられました。ナゴヤ球場での思い出や気になる移転先についてなど、つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を交えて語ります。

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76年の歴史に幕を

ナゴヤ球場は、戦後間もない1948年に中日スタヂアム(通称:中日球場)として開場しました。
火災などによる建て替えなどを経て、75年にナゴヤ球場に名称を変更。96年までは1軍本拠地として、その後は2軍球場として長年にわたって利用されてきた歴史ある球場です。

独身寮である昇竜館や室内練習場が併設され、選手たちが切磋琢磨する場としても使われてきたナゴヤ球場ですが、老朽化や雨水処理の限界などにより改修を重ねるよりも立て替える方が良いと判断がされ、今回の移転に至ったそうです。

小高「中日スポーツの一面に大きく載ってますね」

長年人々から親しまれてきた球場なだけに、関心も集まっているようです。
リスナーからも多くの反応がありました。

「新球場建設ということは、若手選手の寮である昇竜館と練習施設も同時に移転ということになるかと思います。住まう寮はより快適に、練習施設は器具の充実や質の向上をぜひ実現してもらいたいものです。
福岡ソフトバンクホークスの2軍施設のすごさは以前から話題になっていますが、それに成り代わるくらいのものを用意してもらいたいと思います」(Aさん)

新施設に対する期待が伺えます。

気になる移転先

付帯施設も含めた新球場の完成時期や移転先などは未定の様で、さまざまな意見が飛び交っています。

「老朽化移転解体、どこへ行くんでしょう。美濃加茂市に来ませんか?」(Bさん)

小高「ナゴヤ球場を?」

つボイ「この人が美濃加茂の人やもんで(笑)」

自分の住んでいる場所に応援している球団のスタジアムができたら、ファンとしてはこれ以上嬉しいことはありません。

つボイ「美濃加茂にあるナゴヤ球場や」

小高「東京ディズニーランドも浦安にあるし?(笑)」

確かに「美濃加茂球場」では、どこの球団のスタジアムなのかよくわからないかもしれません。
移転先がどこであれ、名の通った地名を借りるのは悪い手ではなさそうです。

練習に集中できる環境は?

Bさんの投稿はこう続きます。

「(美濃加茂市は)自然豊かなど田舎なので球場を作る場所もあるし、でも遊びに行ける場所はないので練習に集中できますよ」(Bさん)

つボイ「こういった意見も多いですよ」

どうやら中日ファンは、周辺環境も加味して移転先を予想しているようです。
続けてつボイが紹介したCさんからの投稿にも、そんな内容がつづられていました。

「ナゴヤ球場は繁華街に近く誘惑が多いのが中日の弱い原因と言われておりますので、夜の誘惑の少ないナガシマスパーランド(三重県桑名市)や日本モンキーパーク(愛知県犬山市)の近くに移転すれば、やることが練習しかなくなるんじゃないでしょうか」(Cさん)

小高「でもナガシマだって、遊園地とか楽しいよ?」

つボイ「そうや。温泉に浸かってばっかりおるかもしれん」

小高「イルミネーションも綺麗だし」

つボイ「なばなの里にずっとおるかも。ベゴニアガーデンが好きな選手なんか、練習そっちのけやわ(笑)」

どうやらナガシマスパーランド周辺には、別のベクトルの誘惑が多そうです。

つボイ「焼き蛤ばっかり食っとるかもしれん(笑)」

思い出はずっと

最後に紹介されたのは、Dさんからのこんな投稿です。

「私が初めて中日球場に行ったのは、60年前父に連れられて対広島戦を観戦した時でした。
カクテル光線に照らされた選手たちのユニフォームの青や赤、芝生の緑の鮮やかさが印象的でした。

試合後に父から『テレビに映るからスコアボードの下に立ってろ』と言われました。
見ると何人もの大人や子どもがスコアボードの壁に張り付くように立っていましたが、私は恥ずかしくて行けませんでした。

その後時を置いて、何度も友人や仕事仲間とビール片手に観戦したものです。わたしは雪が舞ったり小雨がぱらついたりする屋外球場の方が好きだったようです」(Dさん)

こども心に強烈に印象に残ったスタジアムの風景とわくわくした気持ちを、今も鮮明に覚えているというCさん。
選手とともに、ファンとともに長い歴史を重ねてきたナゴヤ球場は、こうして多くの人の思い出を彩っていることでしょう。

気になる移転時期や移転先など、今後の情報に注目が集まりそうです。
(吉村)
 

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