温泉好きをロマンチックにさせる!福岡県「天然温泉 卑弥呼ロマンの湯」
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。9月19日の放送で紹介したのは、福岡県朝倉市の「天然温泉 卑弥呼ロマンの湯」。名前に「ロマン」の文字が入った珍しい温泉に、足を運んだ高田アナはどんな感想を持ったのでしょう?
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くこの名前は頷ける
「卑弥呼」と「ロマン」が入ったネーミングです。
高田「邪馬台国の場所、大きく分けて畿内説と九州があります。関西方面の方だと『ん?』ですが、九州の方からすると、こういうネーミングもわからなくもないです」
この卑弥呼ロマンの湯への距離は、CBCのある名古屋市中心部から794キロ。
クルマだと所要時間は9時間37分。大分自動車道の甘木インターを降りて5分ほどです。
公共交通機関なら新幹線で博多へ行き、JR鹿児島本線の基山で甘木鉄道に乗り換え、甘木駅で下車して徒歩15分。名古屋駅から4時間半ぐらいで到着するそうです。
まさに邪馬台国
「天然温泉 卑弥呼ロマンの湯」は朝倉市の第三セクターが運営しており、建物が新しくて木目調の作りです。
高田「浴場、お風呂の中も木造作りを活かして、教科書で見た高床式倉庫みたいな作りになってる。邪馬台国な感じですよ。卑弥呼を謳うだけあるわと、私は勝手に判断しました」
高齢者向けのデイサービスやリハビリトレーニング施設があり、そこに温泉もあるそうです。
食堂や売店もあり、地元の高齢者が1日楽しめるような施設となっています。
入浴料は券売機で購入、65歳未満は530円、65歳以上は420円です。脱衣場には100円が返ってくるロッカーがあって安心です。
高田アナは浴場の扉を開けた瞬間、充満しているゆで卵の香りに驚いたそうです。
高田「この感覚は、以前、富山県の金太郎温泉でガラッと開けた時の香りと同じ。なかなかこれだけの香りはありません」
ほんのり青い湯
浴場は広く、10ヵ所ある洗い場にはそれぞれシャンプー、ボディソープが完備されているそうです。
浴槽は40度ほどの温い浴槽と、42度ほどの熱めの浴槽の2つ。両方とも10人ぐらいは入れる大きさ。熱くても42度ぐらいなので、十分入っていられる温度とのこと。
泉質はアルカリ性単純温泉。源泉は47.6度。加水ありのかけ流し。
無色透明の中にもほんのりと青みがかった特徴のある湯だそうです。
ゆで卵の香りもすごいので温泉を実感できる浴槽だとか。
驚きの泡付き
さらにここの特徴は泡付き。
身体に泡が付く温泉はいくつかあるそうですが、ここはかけ流し口から浴槽に流れ、あたりが泡で白く濁っているほどのすごさだそうです。
高田「もちろん身体にも泡付きがすごくて、ちょっと肌に触ると気泡が浮いてくるぐらいです。それもあって肌触りはヌルヌルです」
絶賛する高田アナですが、ひとつだけ難点がありました。
それはお客さんが多く混んでいること。それだけファンが多い温泉でもあります。
高田「私も温泉バカであっちこっち入ってますが、名前にカタカナがあるとこって大丈夫かな?っていうところがあるんですよ。ここは名湯だと思います!名前で判断しちゃいけません」
邪馬台国九州説以外を支持する方もぜひ入ってみて下さい。
(尾関)