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なぜ?健康オタクの義母が健康器具を一切買わなくなった

なぜ?健康オタクの義母が健康器具を一切買わなくなった

歳を重ねてくると、知らず知らずのうちに家族など周囲の人々に迷惑をかけることがあるようです。9月25日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の新コーナー「おやおや困った」では、リスナーからの投稿をつボイノリオと小高直子が紹介していきました。

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冷蔵庫を買い換えると

「母親の家の冷蔵庫で溶けたアイスクリームを発見。冷蔵庫に入れているのになんで?と思っていると、妻が『あれさあ、野菜室に入れてるよ』と言って合点がいきました」(Aさん)

Aさんの母は冷蔵庫を買い換えて、以前の冷蔵庫の冷凍室のつもりで野菜室にアイスクリームを入れていたそうです。
さらに、逆に冷凍室へレタスを入れて何玉かダメにしたこともあるとか。

小高「お母さんの気持ちもちょっとわかる。だってメーカー変えると野菜室とか冷凍室の位置が変わるんですよね」

小高も酔っぱらった時に間違ってレタスを凍らせたことがあるそうです。

度が過ぎる健康オタク

「今年82になる母は昔から超がつくほど健康オタク。特に食事に関してはものすごく健康志向です。おかげで86になる父親ともども元気に生活しています」(Bさん)

たまに帰省すると、Bさんだけでなく嫁、孫を含めた全ての人間に強制的にブームになっている食材を食べさせるそうです。
味は二の次。モロヘイヤが世の中に出だした頃は、いち早く情報を察知して朝昼晩の食事にモロヘイヤ。

最近の流行はシナモンパウダー。味噌汁からおひたしに至るまで有無を言わせずシナモンをかけてくるんだとか。

小高「シナモンパウダーって、結構主張するよ。隠し味にはならんからね」

「全ての物にシナモンをかけて来るので、何を食べてもシナモン味です」(Bさん)

母へのお願い

Bさんの投稿は続きます。

健康オタクのBさんの母が食べさせる物の中でも、Bさんのこどもたちから伝説と言われているのが生ゴーヤジュースだそうです。
庭で取れたゴーヤをミキサーにかけただけ。苦さと青臭さで大人でも飲めた代物ではなかったそうで…。

「『身体にいいんだから残さず飲みなさい』という事件以来、こどもたちはあまり実家に行きたがらなくなりました」(Bさん)

Bさんから母親へのメッセージが最後に添えてありました。

「この歳で病気もせずに元気なのはこの食事のおかげかもしれませんが、孫にはもう少し手加減して欲しいと思います」(Bさん)

続々届いた荷物の正体

健康志向に関するエピソードが続きます。

「80歳を過ぎた義母がおります。週3回はデイサービスに通い、家にいる時は大好きな時代劇をテレビで見て暮らす元気なおばあちゃんであります」(Cさん)

ある日、Cさんがパートから帰ると義母宛てに荷物が届いていたそうです。数日後にまた荷物が。次の週もまた一つ。

不思議に思ったCさんは夫に話して、義母と一緒に荷物を開けることに。

すると段ボール箱から出てきたのは、自転車タイプ、足踏みペダル式、乗馬タイプなどの健康器具ばかりでした。

テレビ局の戦略勝ち

Cさんの夫は「何だこれは?」と聞くと…。

「義母は『寝たきりになってあんたらに迷惑かけるといかんで、筋トレしようと思って買ったんだわ。それに自分の年金で支払っとるで文句を言われることはないわ』と開き直っておりました」(Cさん)

義母は時代劇の合い間のテレビショッピングで健康器具を買いまくっていたそうです。

つボイ「時代劇の合間のテレビショッピング。まんまとこのテレビ局は当たりましたやん」

小高「ニーズのある人に向けてご紹介してるわけですよ。まんまととか言うな(笑)」

局アナとして発言する小高。

「それから週一回ぐらいの周期で荷物は届き、義母の部屋は段ボール箱でいっぱいとなりました」(Cさん)

つボイ「また開けてへんのか」

小高「買って満足するタイプです」

ひと際大きな荷物

「ある日、ひと際大きな荷物が届いたので、義母と一緒に開けてみることにしました」(Cさん)

出てきたのはスキー板を横にしたような形で、中央にペダルがついていて左右に開き、足を閉じたり開いたりして太ももの内側の筋肉を鍛える器具。

「私がお手伝いしますからやってみたら?と義母をペダルの上に乗せました。するとペダルは120度ほど左右に開き、義母は干からびたカエルのような状態となり、身動きが取れなくなりました」(Cさん)

小高「それ、カエルのような状態だけで表現できるの?『干からびた』はいらんでしょ(笑)」

笑いが止まらない小高。

一件落着

「私は『足を元に戻さないと降りられませんよ』と言い残し部屋を出ました。その後、義母がどうなったか、私は恐ろしくて聞けませんでした。
部屋に『Cさん!Cさん!』という声が響いていたに違いないと思います」(Cさん)

小高「両足を真ん中に引き寄せない限り降りれないよね」

開く角度は調節ができるはず。おそらく初期値のまま使ってしまった悲劇だと推測するつボイと小高。

小高「干からびてるのはその機械のせいじゃないから」

つボイ「もともとです(笑)」

「それから謎の荷物が届くことはなくなりました」(Cさん)

つボイ「よっぽど懲りたんや」

小高「これはCさんが使ったらいいのに。私、やりたいもん。テレビ見ながらやってたら結構効果ありそう」

健康に気を遣うのはいいけれど周りは大変です。「おやおや困ったのコーナー」でした。 (尾関)
 

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