人の業?邪念を祓うための滝行で、邪念に憑りつかれた男
9月16日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、「ドヤ顔といえば」をテーマに、リスナーから投稿を募集しました。北野誠と大橋麻美子が、ざまざまなドヤ顔エピソードを紹介しますが、総じて「ドヤ顔」というものは他人の迷惑になりがちなようです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く京都土産で説教
「先日、うちのバカ旦那がひとりで京都のよしもと祇園花月に吉本新喜劇を観に行き、『楽しかった』と言ってドヤ顔でお土産をいっぱい買って来ました」(Aさん)
しかし来月に、こどもの奈良・京都の修学旅行が控えていて、こどもも以前から『パパ、ママ、ジジ、ババにお土産買ってきてあげるからね』と楽しみにしていたんだとか。
「なのに、なぜお前が京都土産をバンバン買ってくる?しかもドヤ顔で。こどもと私は目を合わせて絶句しました。もちろんこどもが寝た後、ションベンちびるほど説教してやりました」(Aさん)
北野「やっちゃったねえ」
三重県はどこにある?
「旦那とふたりで北海道の小樽運河に行った時のこと。ガラスに描いた風景画を売ってるお爺さんに『あんたらふたりどこから来たの?』と聞かれ、『三重県です』と答えました」(Bさん)
するとそのお爺さんは「わしは全国各地、絵を描きながら周ってるから知らないところはない」とドヤ顔で言ってきたそうです。
ところが「三重県だけは行ったことないし、どこにあるのかわからん」と言ったそうです。
伊勢神宮、伊勢海老、松坂牛など三重県の説明をするBさん。
「『ああ、思い出した。鹿がいっぱいおるとこやな』それ、奈良県です…。三重県は田舎で何の特徴もないから知名度ないのかなと実感しました」(Bさん)
北野「確かに三重県って近畿地方なのか東海地方なのかよくわからんとこがありますね。 近畿地方と紹介する時に三重県入ってますから」
ちなみに東海三県というと愛知、岐阜、三重になります。
北野「東海地方と近畿地方を行ったり来たりしてるんですよ」
北野曰く、上岡龍太郎さんが「三重県は近畿地方か東海地方かようわからんからな、東海地方にあげたらどないや」とよく言っていたとか。
目が肥えている娘
「うちの中三になる娘。生まれた頃から着物着て、日舞もやっておりましたので、何の抵抗もなく着物を着ます」(Cさん)
Cさんの娘は、行きつけの呉服屋に遊びに行くたび、目についた反物を引っ張り出して値札も見ずに「これ欲しい」と言うそうです。
「これがまたええ値段のする反物ばっかりを選びよるんです。そうすると店長さんが『さすが○○ちゃんやねえ、目が肥えてる』と褒めよるんですわ。
そん時の調子に乗った娘の、小憎たらしいドヤ顔と言ったらありません」(Cさん)
大体は「成績上がったら考えたるわ」で終わらせるというCさん。
「でも、たまに成績上げて来よって、またドヤ顔して着物見に行こう言いよるんですわ。困ったもんや」(Cさん)
大橋「小さい時から、着物を着てらっしゃる人を見てるからお目が肥えていくんでしょうね」
北野「ええことやねんけどね。親は大変です」
修行に行ったはずが
「競馬大好きシェフさんご夫婦たっての希望もあり、一緒に滝での禊行に参加しました」(Dさん)
神職さんからは事前に「台風の影響で水量が増えていて危険なので、滝の岩肌に寄るようにして真ん中に立たないようにしてください」と注意を受けたそうです。
さらに「これはあくまでも修行。無理はしないように」と付け加えられたとか。
まず経験のあるDさんが神職の指示通りやってみせたそうです。そして競馬大好きシェフさんの番。
「こいつ、滝のど真ん中に行こうとしているとすぐわかりました。実際に岩肌から離れ、シェフは滝のど真ん中に立ち、滝に打たれながらドヤ顔をして、穢れを流しに行ってるのに邪念に支配されてました」(Dさん)
北野「真ん中でめっちゃ打たれてる俺ってイケてるやろ?という邪念に気をつけていただきたいと思います」
大橋「やってる感が欲しいんでしょうね(笑)」
この後もさらに、数多くのドヤ顔エピソードが紹介されていきました。
(尾関)