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ニュータウンのイメージを変えるか?春日井市高蔵寺エリアの町おこし

ニュータウンのイメージを変えるか?春日井市高蔵寺エリアの町おこし

1968年から入居が開始された愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンでは、住民が自分たちの住む街の魅力を発信する活動が活発に行なわれています。9月7日放送の『石塚元章 ニュースマン!!』(CBCラジオ)では、高蔵寺ニュータウンのプロモーション活動について、CBC論説室の石塚元章特別解説委員が詳しく掘り下げました。

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プロモーションは地域住民の手で

今回、話を伺ったのは、春日井市まちづくり推進部ニュータウン創生課の企画担当主査、水野さん。

ニュータウン創生課では高蔵寺ニュータウンの活性化を図るため、廃校施設の活用や駅の再整備などのハード面に加えて、イベント企画やSNSでの発信などのソフト面まで様々な視点から高蔵寺ニュータウンの町づくりを行なっています。

プロモーションプロジェクトの一環として立ち上げたのが「ReNEW宣伝部」。
これは地域住民によるボランティア団体で、高蔵寺ニュータウンエリアのおすすめスポットやお気に入りの店などを取材し、公式インスタグラムやWebサイトで発信する取り組みです。
任期は1年、現在は1期生の方10名が活動していますが、プロのライターやカメラマンによる講座も実施されており、本格的なPR活動がされています。

住んでいるからこそわかる魅力をみんなにも知ってもらいたい。
そんな思いのもと集った10名のメンバーが、プロモーションにあたっています。

この街が大好きだから

ReNEW宣伝部の活動を始めたきっかけを尋ねる石塚。

ニュータウンにはネガティブな印象を持つ人もいるようです。しかし実際に住民の満足度は高く、住みやすさを感じている人が多いのだそう。
そういった方々と行政が、一緒になって部活動のように楽しみながら、街の内外の人たちに良さを知ってもらいたいという思いからスタートしています。

そして集まった有志のメンバーは、「自身が住むニュータウンのイメージを変えたい」「職場がニュータウンで、来てみて初めて知った魅力を発信していきたい」など、活動を始める前から意欲的な方たちばかりだったそうです。

「行政では気づけないような街の魅力をたくさん見つけて発信してくれている」と水野さんは話します。

変わり始めたニュータウン

活動の手ごたえとして、「取材してもらえて嬉しい」というお店側からの声も届いているようです。
「ReNEW宣伝部という存在が確実に地域に定着しつつあることを実感している」と水野さん。
8月には、部員の企画・運営によるイベントが開催され、大盛況だったようです。

またインスタグラム投稿を見て高蔵寺ニュータウンに移住を決め、宣伝部に応募した人もあり、水野さんは「宣伝部を立ち上げてよかったと心から思った」とか。

自然が豊かで公共施設も充実しており、子育てもしやすく魅力的な高蔵寺ニュータウン。
活動を通じて「高蔵寺ニュータウンならではの魅力をぜひ感じてもらいたい」と語る水野さんでした。
(吉村)
 

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