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災害時、ペットとの避難で知っておきたいこと

災害時、ペットとの避難で知っておきたいこと

9月は防災月間です。101年前の1923年に関東大震災が起きた9月1日は「防災の日」です。この日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』では愛犬家でもあるパーソナリティの小堀勝啓が、防災特集として、災害時のペットとの避難について紹介します。

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災害時、ペットは?

小堀「何を隠そう、小堀も大の犬好きで、去年の暮れに長く飼っていたワンちゃんが亡くなって、今年5月に、4代目の愛犬、保護犬のポメラニアン、ウルルを迎えたばかりです」

昨今は、南海トラフ地震注意情報があり、この日は超スローの台風10号がやってきていました。
コロナ禍を契機にペットを迎え入れた家庭が増えた日本ですが、災害大国でもあります。


それだけに、災害時にペットはどうしたらいいのか関心を持たれる方も多いでしょう。

今回小堀が紹介したのは、環境省のホームページにある「災害、あなたとペットは大丈夫?」というページです。

災害に備えて読んでおきたい

環境省のホームページの下半分に「政策」という欄があります。
その中の「自然環境・生物多様性」の詳細を見るをクリックして「自然環境・生物多様性」のページに行きます。


「新着情報・お知らせ」の下に「自然環境の保全」「海洋の生物多様性・サンゴ礁の保全」などいくつかの項目があります。
一番下まで行くと「動物の愛護と管理」の項目があります。


そこをクリックすると、「動物の愛護と適切な管理 人と動物の共生をめざして」というタイトルのページに行きます。

左側の細長い部分には「動物愛護管理法」、「ペットフード安全法」などのメニューが並んでいます。下の方にある「関連資料」のサブメニュー「パンフレット・報告書等」をクリックします。

「パンフレット・報告書等」のページ、メインの部分に「動物愛護管理法 パンフレット等」という項目がずらーっと並んでいます。下に見ていくと「動物愛護管理法 報告書等」の欄が出てきます。

その欄を下に見ていくと「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」です。
小堀が紹介するのが、このページです。クリックするとPDFで見られます。

まずはしつけ

「災害、あなたとペットは大丈夫?」の中で、小堀がまず注目したのが「日頃何をしておくのか?」ということ。

小堀「平常時に飼い主が行うべき対策はペットの健康管理としつけ。これも大事ですよ」

各避難所でペットと一緒に避難できることになっていても、避難している人の中には動物が苦手な人がいます。

特によく吠える犬種を飼っている人は、夜寝られないなどのトラブルの元なることも。日頃から人の多い環境に慣れさせておくことが大切。

大きな地震の後、ペットと一緒に避難できたとは言え、避難所では気を使うので帰宅。そこで大きな余震が起こり被害に遭ったケースもあるそうです。

ペットの非常用持ち出し袋

日頃からペットにしておくことはしつけの他にも各種ワクチン接種も忘れずに。

また、ペットが行方不明にならないための対策として首輪、迷子札を付けることの他に今はマイクロチップの装着が推奨されています。

小堀「うちもマイクロチップやってますけども、よく似たようなワンちゃんを見つけた時に、チップを読み取ればわかるようになっています」

人間の水や食料、非常用持ち出し袋については言われていますが、ペットにとっても同じことが言えます。

小堀「ペットの非常食用のフードと水。非常用に首輪、ペットシーツ、ペット用の簡易トイレも用意しておきましょう」

日頃の情報収集が大切

小堀「家族みんなが一緒にいる時に災害が起こるとは限りません。誰がどうペットを連れて行くかなどを話し合っておくことも大事かもしれません」

「災害、あなたとペットは大丈夫?」には、被災したらどうしたらいいのか、1週間の流れをフロー図でまとめてあります。

「自宅で被災」「外出時に被災」「外出していてペットと別々に被災」から状況を選択して矢印で辿るとシミュレーションのようにわかるようになっています。

一度見ておくだけで、万が一の時の気持ちの持ち方が違います。

小堀「どこに行って、どこがペットも受け入れてくれる避難所なのか。日頃の情報収集はすごく大事なことですね」

ペットを飼っている皆さん、備えは大丈夫ですか?
環境省のホームページにある「災害、あなたとペットは大丈夫?」を紹介しました。 
(尾関)

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