打たせ湯が完全に指圧!栃木県板室温泉「奥那須大正村 幸乃湯温泉」
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。8月29日の放送で紹介したのは、栃木県那須塩原市の板室温泉「奥那須・大正村 幸乃湯温泉」。内風呂も露天も湯量がすごいというこの温泉を高田アナが紹介します。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く山の中の立派な一軒宿
幸乃湯温泉へは、CBCのある名古屋市中心部から527キロ。
クルマであれば5時間43分で到着します。
公共交通機関なら新幹線に乗って東京経由で那須塩原駅で下車、路線バスで42分。名古屋駅から上手く乗り換えれば4時間ほどで到着できるそうです。
この幸乃湯温泉は、宿泊、日帰り入浴、食事付きの日帰りプランでも営業している、山の中の一軒宿です。
高田「なかなかの規模の建物です。山の中を進んでいると、びっくりするぐらい立派な施設が出てきます」
ドラマのロケ地にもなった
日帰り入浴は800円。夕方5時を過ぎると500円になるそうです。
高田「実は私、4時50分ぐらいに入ったんですね。サービスしていただいたんですよ」
ちなみに入場は夜8時までです。
受付から浴場までの間に、ここを訪れた有名人の写真が飾られているそうです。中でも高田アナが歓喜したのが古谷一行さんと木の実ナナさんの写真。
この幸乃湯は、二人が主演したドラマ『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)の人気シリーズ「混浴露天風呂殺人事件」のロケ地に使われています。
高田「なぜか古谷一行さんの泊る旅館には混浴露天風呂があって殺人事件が起こる。昭和の話ですから、セクシーなシーンもあって大人気だったわけですよ。おお、懐かしい」
混浴はテレビのための設定です。実際は男湯、女湯に分かれて営業していますので念のため。
嬉しいダバダバ
脱衣場はそれほど広くはないそうですがお風呂は広々。内風呂には洗い場が8ヵ所あり、浴槽は10人は余裕で入れる大きさだそうです。
高田「ダバダバと結構な量がかけ流されている浴槽です」
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉で、源泉の温度は49.2度。肌に優しいツルツルの入浴感だそうです。
高田「やや熱めの温泉が、加水・加温・消毒なしでかけ流しでダバダバと流されている。これが嬉しいのよ。入るとダーッと排水に流れて行くのが快感でございます」
お湯は無色透明。ほんのりと木や土の香りに近いモール臭がして、さらにそのモール臭の中にもやや甘い香りも感じることができるそうです。
露天のダバダバ感に興奮
高田「この幸乃湯温泉で驚くのは、露天のさらなるダバダバ感です」
露天には二つの大きな浴槽があります。内風呂から出てすぐの岩風呂浴槽には、出口から蚊帳が吊ってあったそうです。
高田「山の中だからアブが多いみたいです」
蚊帳のある岩風呂の方には細い4本の流し口からお湯が供給されていて、一段下がった木造り浴槽へとお湯が流されていくスタイル。
ところが高田アナが見たところ、4本の流し口よりも下に流れて行く量が多かったそう。
高田「どうなってるのかな、とよく観察すると、岩風呂の浴槽の間からも、ものすごい勢いでお湯が放出されていて、いわゆる足元流出になっていたんです」
興奮気味に語る高田アナ。
打たれるしかない
蚊帳のない木造りの浴槽には、4本の打たせ湯がすごい勢いで落ちているそうです。温泉マニアの高田アナにとっては、アブに刺されてもいいと言うほどのかけ流し量だったそうです。
打たせ湯に打たれた高田アナ曰く「湯の勢いが尋常じゃなく完全に指圧」だったとのこと。
高田「こりゃ気持ちええわと思いました。その時は私だけでしたので、凝ったところにピンポイントでずっと当ててました!」
声のトーンを一段上げて興奮気味に振り返ります。
高田「露天風呂に蚊帳を吊るってなかなかすごいでしょ? アブを上回るお湯のかけ流し量でした」
アブが気になる方は冬がおすすめです。
(尾関)