『CBCラジオ #プラス！』の「エンタメにプラス！」コーナーでは、週替わりでゲストが登場し、今注目したい芸能・エンタメ情報を伝えています。8月16日の放送では韓国文化のスペシャリスト古家正亨さんが、7人組のボーイズグループ、NEXZ（ネクスジ）を紹介しました。聞き手は山内彩加アナウンサーです。

NEXZとは？

NEXZは、日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテイメントが組む日韓合同のグローバルオーディションプロジェクト「Nizi Project Season 2」から誕生。

昨年12月にはプレデビューはしていましたが、今年5月20日に韓国でファーストシングル『Ride the Vibe』で正式デビューしました。

「Nizi Project Season 1」では、2020年にガールズグループNiziUがデビューし、2021年にはSeason 2はボーイズグループと発表しましたが、デビューまでには結構時間を要しました。

NEXZはネクスト・ジェネレーションの略ですが、Niziの名前から取ったため、GではなくZを使っているとのことです。

短期間で成長

どうしても同じプロジェクトのNiziUと比較されがちですが、ここで古家さんがNEXZのすごい点を挙げました。

古家「日本人メンバーを中心に構成されるグループの中で、これだけクォリティの高い楽曲とパフォーマンスをプレデビューから魅せてくれたっていうのは、なかなかなかったなと正直思っていて。

それだけJYPさん（プロデューサーのJ.Y.Park氏）が力を入れているグループじゃないかなと思ったのと同時に、短期間の間にどんどん洗練されていくと思いません？彼ら」

山内「本当にメンバーの中の特にユウキくんとか、『オーディションを受けてた時は
中学1年生みたいなちっちゃい男の子だったのに、こんなに身長大きくなったの？』みたいな、母目線で見てしまうというか。身体つきがオーディション時と比べて全然違う。

あとは歌とダンスの揃い具合とかも、オーディションの時から上手だなと思ってたメンバーもさらに上手になっていて、ビックリしましたね」

オーディションを観てきた方からすると、その成長度合いに思うところはあるのではないでしょうか。

今後の活動に期待

NiziUもグローバルな活動を想定していましたが、コロナ禍で移動ができなかったことなどが原因で日本での活動が中心となり、ようやく2023年に韓国デビューすることになりました。

それに対して、NEXZは最初からグローバルな展開ができる状況だったため、早くに韓国デビューができました。

古家「その売り方が今後、良い結果をもたらすかはもう少し時間が必要かなという感じがしますよね」

ただ、NiziUは日本である程度ファンを獲得した後に韓国デビューとなりましたが、NEXZはいきなり韓国デビューとなったため、これは大変なことのようです。

古家「本人たちにとってみると相当大変だったと思うんですよね。虹プロ自体がSeason 2が韓国で観られてたというよりも日本で観られてたわけだから、それを考えると本人たちも大変な中でデビューできて。

ようやく今度日本で本格的に活動ということで、ここでどういう結果が出せるか勝負だと思いますけど、すごい素質を持っているグループなので、NEXZならではの色をどうやって出せるのか」

今後の活躍について期待するふたりでした。
（岡本）