スキマスイッチ、配信の時代でもCDにこだわる理由を語る
愛知県出身のスキマスイッチの大橋卓弥さんと常田真太郎さんが、7月21日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に出演しました。10日に10枚目のアルバム『A museMentally』を発表したばかりのふたりに、CDでリリースすることの意義を小堀勝啓が尋ねます。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く今年、21周年
7月13、14日にはスキマスイッチ初の主催フェス『スキマフェス』が地元・愛知県で開催されました。
大橋「こんなに長く音楽をやらせてもらえるとは思ってなかったので、不思議な感覚もありつつ、ファンとスタッフのおかげでここまでやってこれたのかなと思います」
常田「長年の夢も叶いましたね」
スキマスイッチのふたりが好きなアーティストや尊敬する先輩をピックアップしたそうで、多彩な顔触れでした。
大橋「受けていただけるかどうかわからない中、ドキドキしながらオファーしましたけど、結果的には素晴らしいアーティストの皆さんが集まってくださいました」
健康的に痩せよう
元気なスキマスイッチのふたりに、小堀が「身体、鍛えてる?」と質問。
常田「ちょっと絞りたいなというのは毎年のことです」
大橋「体重が増える一方ですが、増えると減らない歳になってきました」
小堀「僕も食欲は落ちないんだけど、代謝が落ちてるんです」
スキマスイッチのYouTubeチャンネルで動画を順番に見ていくと、だんだん大きくなっていると感じると話す小堀。
小堀「久しぶりに見るとそっくりさんかなと思っちゃう(笑)」
大橋「ああいうのやってると残っちゃいますね」
常田「3年ぐらい前に始まったんですが、その時が一番細かったんですよ」
無理に絞るのも危険。ボーカルの大橋さんは、一度無理な絞り方をして、声が出なくなったことがあるそうです。
大橋「15センチぐらい先で声が止まっちゃってるような感覚。ホールの一番後ろなんて全然届いてないような感覚になったことがありました。健康的に痩せないとダメですね」
言われるようになった
スキマスイッチはデビュー20周年。今年の5月には初のトリビュートアルバム『みんなのスキマスイッチ』が発売されました。
スキマスイッチとゆかりのあるアーティスト、スキマスイッチをリスペクトするアーティストが11組が参加しています。
常田「嬉しいですね。20年やってきたご褒美かなと思ってます」
4~5年くらい前から後続のアーティストたちに、「学生の頃聞いてました」と言われるようになったそうです。
時には「小学生の時に聞いてました」と言われ、大人になった姿とのギャップにびっくりしたこともあったんだとか。
小堀「僕らでも、外で仕事してるとありますよ。堂々たる体格で会社ではそれなりのポジションの人なんだろうなっていう人が、『中学生の時ラジオ聴いてました』って。ええっ?と思います」
常田「僕らもそうですから。地元なんで、小堀さんの声を聴いてました」
CDにこだわる理由
小堀がラジオをやっていた当時はレコード全盛。それが80年代にCDとなり、最近は配信の時代です。
そんな中、スキマスイッチは7月10日に10枚目のアルバム『A museMentally』をCDでリリースしました。
小堀「この時代にCDでアルバムをリリースするって、カッコいいなと思いましたよ」
大橋「CDで育ってきたので、手に取ってもらいたいっていう気持ちがすごくあったんです」
スマホで検索すれば簡単に配信で聞ける時代ですが、CDで楽しめるように、CDにしか入っていないトラックを入れたそうです。
CD丸ごと作品
楽曲だけでなく、CDを含めて作品と捉えるスキマスイッチのふたり。「触って、歌詞カードもめくりながら音楽を聴いてもらいたい」とのこと。
小堀「ノリノリで聴きながら、歌詞を読んでいくと深いっていうさ。これ大事ですよね」
大橋「感じてもらいたいですね」
常田「目で聴くというか」
小堀「いいこと言いますね(笑)」
詞の切れ処、段落もふたりで決めて作っているそうです。
スキマスイッチのCD、ぜひ手に取って目で聞いてみてください。
(尾関)