地元の人の愛を感じるレトロな温泉銭湯。長野県「菅野温泉」
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。7月18日の放送で紹介したのは、長野県諏訪郡にある「菅野温泉」。高田アナが地域の人々に愛されていることを実感したという菅野温泉、一体どんな温泉なのでしょうか?
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菅野温泉は、上諏訪、下諏訪というエリアで言うと下諏訪に当たります。
CBCの社屋がある名古屋市中心部からは186キロ。
クルマでは中央道岡谷インターを経由しておよそ2時間42分で到着。すぐ近くには有料駐車場もあるそうです。
公共交通機関はJR中央線の特急しなのに乗り、塩尻で特急あずさに乗り換え。下諏訪駅で下車して徒歩で向かいます。
名古屋駅からうまく乗り継げば、所要時間は3時間ほどだそうです。
楕円形の浴槽
菅野温泉は明治時代からある古風な建物で、レトロな雰囲気満載の歴史ある温泉銭湯という趣。券売機制で料金は大人280円でし。
高田「脱衣場はなかなかな広さがあるのでゆったりと着替えられます。カギのかかるロッカーはないんですが、貴重品用のロッカーはありますので、そちらを利用されるといいでしょう」
浴場もゆったりとした作り。洗い場は左右の壁沿いに4ヵ所ずつの計8ヵ所。
高田「シャワーは水圧が高くて快適です。シャワーも源泉です。嬉しいですね。いつまでも浴びていたい」
ちょっと熱めの湯
7~8人は入れるほどの 楕円形の浴槽の中央には、白い切り株が生えているような感じでかけ流し口が設置されていて、左右に湯が流れているそうです。
高田「浴槽は若干傾斜があるようで、立ってて斜めになるほどではないんですが、片側にダーッと流れていきます」
湯の色は無色透明。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。源泉の温度は56.8度。加水で42度ぐらいに調節しているかけ流し。ちょっと熱めのお湯だとか。
香りがたまらない
肌にはスベスベで気持ちのいい湯。塩素消毒がされているようですが、源泉の香りを損ねることはないそうです。
高田「強いゆで卵の香りがいいですねえ。ゆで卵の香りが強くなると焦げに近い香りがするんですよ。いわゆる硫化水素臭ですね」
営業時間は夜10時まで。遅くまで開いているので、地元のお客さんが多い印象だったとか。
高田「びっくりするんですけど、本当に皆さんきれいに使っています。番台とか入り口も奇麗に掃除されてます。お邪魔する方もマナー良く入浴したいと思いますね」
地域の意生活に根付いた長野県諏訪郡「菅野温泉」。レトロな雰囲気を一度味わってみて下さい。
(尾関)