つボイノリオ、夏休みの自由研究に薦める「交尾合体運動」
急に暑くなり始め、昆虫たちも活発に動くようになりました。CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「虫のコーナー」には、リスナーから昆虫などの投稿が寄せられます。7月3日放送分でつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介したのは、なぜか交尾に関する話題ばかりでした。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く虫の早口言葉
「オス、メスが交尾状態で飛び回ることから、ラブバグと呼ばれているヒイロトゲナシケバエが韓国ソウル各地で猛威を振るっているそうです」(Aさん)
つボイ「ラブバグ、ラブバグ、三バグバグ。合わせて…言いにくいですよね。皆さんも言ってみて下さいよ」
「かえるぴょこぴょこ」の早口言葉をラブバグに変えて言ってみるつボイでした。
ちなみにこのラブバグ、隙間から家の中にも侵入してくるそうですが、ダニなどを捕食する益虫なので、ソウル市はいわゆる防疫に対しては消極的だとか。
「オス、メスくっついている状態で、殺虫剤をかけるのもなんか気の毒ですが」(Aさん)
つボイ「人間の気持ちに置き換えたらどうですか?皆さん方が何かかけられるわけです。しかもあの最中にですよ」
「家の中でコバエが一匹飛んでるだけで鬱陶しいのに、何匹もいたら殺虫剤を噴霧しちゃうけどなね。エッチするなら外でやれ」(Aさん)
つボイ「人間とは逆や。人間は、外でやるなら家でやれ。虫は、家でやるなら外でやれ」
小高「本当にすごい量で、見た目に気持ち悪いってことで、日本から行く観光客もこの時期はどうかな?と言う人も多いみたいですね」
虫の四十八手
「庭の雑草も雑草を抜くために外に出たら、目の前を大きな虫が飛んでました。何故大きいかと思ったら2匹が繋がっていたからです」(Bさん)
つボイ「飛びながらは落ち着かんやろうな」
小高「飛びながらで最後までいけるものなんですかね?二人三脚でも息が合わないとなかなかゴールまで辿り着けないけど」
小高の素朴な疑問に、つボイが明確に答えました。
つボイ「息が合う者同士がこういうことをするんじゃないですか?人間でも。気の合わん人とはやらへんやん」
小高「スス―ッと逃げられてるもんね」
つボイ「誰かこの辺に気の合うやつおらんのか、ホントにねえ」
ボヤくつボイ。
「フワフワ飛びながら起用にやっておりました。虫にも四十八手みたいなものはあるんでしょうか?」(Bさん)
つボイ「四十八手どころじゃなく六十四手。ムシ」
小高「そんな話はもう無視無視」
誰でも考え付きそうな安っぽいダジャレで締めくくる小高。
夏休みの自由研究
「つボイさんの大好きな交尾のことですが」(Cさん)
つボイ「こう言われて『私は交尾なんか大嫌いだ』と大きな声で言えんところが悲しいですよね」
「孫が飼っているトノサマバッタ。新しい草を入れてやるとムシャムシャ食べ始めて、その後、すぐ交尾をします。食べては交尾の繰り返しです。ところが最近、問題発生」(Cさん)
メス2匹が死んでしまい、現在メス1匹、オス2匹になってしまったそうです。
つボイ「人間社会とは逆やね。人間社会では男性より女性の方が長生きします」
「見ていると、代わる代わるオスに背中に乗られ、メスはヘロヘロです。子孫を残すためとはいえとても辛そうです。人間も含め、いくら好きな事でもほどほどが一番やなと思います」(Cさん)
小高「食べると交尾の間に寝るを挟んだら?」
つボイ「食べてから寝るか?交尾してから寝るか?って両方やってから寝るか?」
小高「どっちどっちがいいの?」
つボイ「それがバッタの観察ですよ。良い子の皆さん、夏休みの自由研究のテーマが見えましたね。交尾して合体する。『交尾合体運動』というのが虫の間でも行われていたわけです」
小高「ちょっと重ね言葉ですね」
幕末の頃。朝廷と幕府の協力体制「公武合体」にかけたダジャレですが、「交尾」と「合体」が重なっていることを指摘する小高直子。
つボイ「重なるだけに重ね言葉。失礼いたしました」
「交尾が大好き」と言われて否定できないつボイも負けてはいません。
(尾関)