6月17日、元中日ドラゴンズの荒木雅博さんが、ＣＢＣラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。立浪和義監督になって毎年行っているイメージのあるトレードの質問から始まりました。聞き手はダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈です。

トレードはあるのか？

「荒木さんはズバリ、リーグ再開までにドラゴンズのトレードはあると思いますか？」（Aさん）

大谷「この4日間、もしかしたらあるんじゃないかって噂もね。荒木さんは耳にしてないですか？」

荒木「全く情報は入ってないですね」

監督が起用に苦労してそうなのがキャッチャーなので「あるとしたらキャッチャー」と推測する荒木さん。
ちなみに、二軍にいる石橋康太捕手ですが、一軍に上げるまでには成長していないそうです。

本能で打て

「岡林（勇希）選手、今シーズン、調子が上がっていませんが、これは一軍で調子が上がるまで待つのか？一度ファームで調整させる方がいいのか？荒木さんの考えは？」（Bさん）

荒木「ここまで上がらないと考えないといけないのかなと思いますけど、上がりかけてたんですよ」

調子が上がりかけた時はしっかりと初球から捉えにいっていたと解説する荒木さん。しかし、今は頭で考えすぎているように見えるそうです。
考えて打つと、ボールに入り込まれて、しっかりと捉えることができないんだとか。

荒木「もっと本能でしっかりとボールを捉えにいくようになってくると、自分の思ったような形になると思います」

オルランド・カリステ大好き

「スタメンや打順が日によって変わっていますが、荒木さんなら1番、2番、もしくはクリーンナップ、今の状態を見て誰を入れたいですか？」（Cさん）

荒木「カリステの1番は好きですね」

2番に入れたいのは田中幹也選手だそうです。

「カリステ選手はどのポジションが合っていると思いますか？」（Dさん）

荒木「今のまま、いろんなところをカバーしてくれるイメージでいいんじゃないかと思いますよね」

「オールスターファン投票は、どこのポジションで投票すればいいのか？」というおたよりが寄せられるほど、どのポジションも守れるカリステ選手。攻守に心強い選手です。

使い続けたいふたり

「荒木さんが監督なら、この選手は使い続けたいと思っている選手は何人ぐらいいますか？あと、二軍から上がってこないかな？と思う選手も知りたいです」（Eさん）

荒木「岡林と村松（開人）はこのまま使いたいなと思います」

荒木さんが以前、推していた石垣雅海選手については、「自分でできなかったところを二軍でしっかり穴埋め出来てきているので、一軍で戦える準備はできている」とコメントしていました。
石垣選手は上にあげたい選手候補のようです。

村松選手に期待

「私は村松選手の守備がいつも心配です。ゴロを捕る、投げるが連動してないように見えます。うまく言えませんが、三遊間とかギリギリのところでアウトにできないことが多いような気がするんです」（Fさん）

荒木「まだまだではあります」

厳しめの荒木さん。昨年からセカンドを無難にこなすようになっての、今年のショート。疲れが出てくると、Fさんの指摘のように連動ができなくなる時があり、今は発展途上だそうです。

荒木「いろいろ自分で考えながら、堂上（直倫）コーチと話しながらやっていけば、まだまだ上手くなっていく選手ですから」

交流戦明け初戦となる21日、金曜日からはバンテリンドームナゴヤで広島東洋カープ戦です。立浪監督はどんな選手を使うのでしょうか？　
（尾関）