どぎついシモネタのオンパレード!こどもが無邪気に歌う「替え歌」の世界
こどもの頃に歌っていた「替え歌」を思い浮かべてください。その替え歌はなぜか、下ネタが多かったと思いませんか?音楽を起点に情報やニュースを届ける『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)のコーナー「トーマスの箱」、5月24日の放送では、ベートーヴェン「エリーゼのために」をBGMに、つボイノリオと小高直子アナウンサーが「替え歌」について語りました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くベートーヴェン「エリーゼのために」
小高「これは有名な有名な『エリーゼのために』じゃないですか」
つボイ「誰が作ったんですか?」
小高「ベートーヴェン」
つボイ「(笑)ベートーヴェン作曲。作詞は?」
小高「『キッスは目にして~』とか。あれは作詞家が誰かいらっしゃるけど」
そういえば、1981年にヒットしたザ・ヴィーナスの「キッスは目にして!」は、「エリーゼのために」のアレンジ楽曲でした。
しかし、今回はそういう話ではありません。
作詞家の存在?
つボイ「あれも替え歌やな」
小高「替え歌というか(笑)ベースに作った曲ですけど」
つボイ「これ、作詞家がおるらしいですよ」
クラシックの名曲「エリーゼのために」に作詞家の存在が?これは一体どういうことなのでしょうか。
ここでつボイがリスナーからの投稿を読み上げます。
「うちのこども、『サル・ゴリラ・チンパンジー』を歌っています」(Aさん)
映画『戦場にかける橋』(1957年)のテーマ曲「クワイ河マーチ」の替え歌で有名なアレです。
宇宙人との交信
「もうひとつは、エリーゼのためにのメロディで『われわれはうちゅうじーん』」(Aさん)
つボイ「やっぱ作詞家がいるんですよ、この歌には。宇宙人が地球人とコンタクトを取る時に、この曲を流しながら来るわけですよ」
ひとつの替え歌から、つボイの妄想が果てしなく広がります。
つボイ「外からなんか青い光がゴォォォーっと降りてきて。『あっ!着陸した!なんやろ?出てきた!』『われわれはうちゅうじーん』これを流して地球人を安心させながら、コミュニケーションを取るということで」
「エリーゼのために」の名声は、宇宙にも轟いているようです。
カニにアソコを挟まれた?
どんどんいきましょう。続いては「軍艦マーチ」です。
「僕の幼稚園では『戦艦大和が沈む時~』というのがありました。『カニにアソコを挟まれて これは痛いといいました 離してたまるかソーセージ』」(Bさん)
こどもの発想は際限がなく恐ろしいもの。本来の歌詞とはあまりにも違います。
同じ戦艦大和でも、違うバージョンがあるようです。
「軍艦マーチで『戦艦大和が沈むころ カッパのチンコが挟まれて』」(Cさん)
つボイ「さっきはカニにチンコを挟まれたけど、今度はカッパのチンコが挟まれてるらしい」
小高「あのー、替え歌はこどもたちが喜ぶ歌になっていくので、どうしてもシモネタがふってきますね」
黒チンの発毛作用
つボイ「挟まれたら痛いから、ケガでしょ。『赤チン塗ってもなおらない 黒チン塗ったら毛が生えた』と、こういうことなんですよ」
これは「キラキラ星」(ABCの歌)の替え歌でした。
小高「むふふふ。赤チンはありましたけど、黒チンってあったかね?」
つボイ「黒チンはないかも。『毛が生えてきた』ってことらしいですけどね。そんな発毛作用があるんですかね、黒チンにはね」
もちろん黒チンに発毛作用はありません。
「だってチンチンたちつてと」
「中1の時にスドウ君が『オタマジャクシはカエルの子 そこの姉ちゃんさしすせそ こどものくせになにぬねの だってチンチンたちつてと』(Dさん)
小高「最後やっぱり下ネタになって(笑)」
「『あんたは自分でかきくけこ』と歌ってました」(Dさん)
小高「…はいっ」
つボイ「容赦ないですよ、これ。作者が知りたい」
小高「こどもの替え歌は本当に容赦ないですからね」
つボイ「これは、こどもが自ら作ったのか。私みたいな大人が『これ、歌ってみ』と出したのか。そのいきさつを知りたい」
ためらいのない、シモネタの替え歌。こどもはみなシモネタの天才なのかもしれません。
(minto)