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体操団体日本一が決定!「徳洲会体操クラブ」がパリ五輪メダリスト岡慎之助らで3連覇!女子団体は「なんば体操クラブ-ngc」が初優勝!

体操団体日本一が決定!「徳洲会体操クラブ」がパリ五輪メダリスト岡慎之助らで3連覇!女子団体は「なんば体操クラブ-ngc」が初優勝!
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パリオリンピック後初の大きな大会となった全日本体操団体選手権が23日、三重県四日市市総合体育館で開催され、男子団体で徳洲会体操クラブが3連覇を達成した。パリ五輪3冠の岡慎之助や同五輪団体金メダリストの杉野正尭らが安定した演技を披露し、優勝を手にした。

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男子団体は徳洲会体操クラブが3連覇

大会は最後まで目が離せない展開となった。パリ五輪メダリストの橋本大輝、萱和磨、谷川航を擁するセントラルスポーツとの接戦は、最終種目の鉄棒まで緊迫した展開が続いた。結果は徳洲会体操クラブが0.934点差でセントラルスポーツを上回り、栄冠を手にした。3位には仙台大が入った。

特に、あん馬での両チームの演技は会場を沸かせた。徳洲会体操クラブの杉野正尭、セントラルスポーツの橋本大輝・谷川翔がいずれも15点台をマークする素晴らしい演技を披露。パリオリンピックさながらの高度な技の応酬に、観客は釘付けとなった。

優勝を決定づけた最終種目の鉄棒では、セントラルスポーツの橋本大輝が15.000の高得点をマーク。しかし、徳洲会体操クラブは岡慎之助が14.466を記録。さらに杉野正尭、川上翔平の演技も相まって、チーム3人の合計で42.766を叩き出し、セントラルスポーツの41.599を上回った。

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試合後、岡慎之助は「久々の試合でしたが、居心地が良かったですね。平行棒が終わった時点でセントラルがじりじり点数を伸ばしてきて、その圧迫感がある中での競技も楽しかった」と振り返った。さらに「一つのチームみたいな感じで、他の所属選手とも応援し合える。それが日本の良さなのかな」と、ライバルチームとの健全な競争関係にも言及した。

一方、セントラルスポーツの橋本大輝は「結果としては2位で悔しいところもある。チームの課題として来年は優勝できるように頑張っていきたい」と次への決意を語った。「団体優勝が一番の目標だったので、与えられた役割をしっかりと果たしていきたい」と、チーム全体の向上に向けた思いを示した。

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女子団体はなんば体操クラブ-ngcが初優勝

女子団体では、パリオリンピック代表の中村遥香が所属するなんば体操クラブ-ngcが初優勝を飾った。中村は得意の段違い平行棒で13.866のチーム最高点を記録。キャプテン林佑芽とともにチームを牽引し、合計得点158.828で優勝を決めた。

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2位には日本体育大学が158.497の僅差で入り、パリオリンピック代表の牛奥小羽が得意の跳馬で14.200の高得点を記録。3位には順天堂大学が158.097で続き、宮田笙子が跳馬で14.233をマークするなど、オリンピック代表選手たちが各チームで存在感を示した。

なお、なんば体操クラブ-ngcの優勝は、6月に他界したクラブ創設者で国際体操連盟の役員を務めた張西芳枝さんへの最高の献上となった。表彰式では張西さんの遺影とともに記念撮影が行われ、感動的な場面となった。

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