一度入ると通り抜けられない道!?謎の横穴があるトンネル!?WEB漫画家やしろあずきと奇道を巡る!
ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。今回は珍しい道や変わった標識などを求めて全国を巡る道マニア界のホープ・石井良依さんと、神奈川県にある“謎過ぎる奇道”を巡ります。
違和感しかない謎の一方通行道路
石井さんと一緒に旅をするのは、WEB漫画家のやしろあずきさん。最初に2人が訪れたのは、横浜市にある一方通行道路の入り口。
(道マニア・石井良依さん)
「この道、一方通行なのに入る道がない」
一方通行の標識があるのに、道は乗用車も通れないほど狭くて不可解です。周辺の住人によると、この道の下に通る水道管を保護するため、頻繁に車が通らないよう大通りからの行き来を制限しているとのことでした。
珍しい道路標識!異形な指定方向外進行禁止&トラックすべりやすい
続いて向かうのは、変わった道路標識がある場所。石井さんは、その標識を「初見殺し」と呼んでいます。現れたのは、あらゆる方向へ矢印が伸びた「指定方向外進行禁止」の標識。矢印の方向以外には進んではいけないという標識で、標識マニアの間では「異形矢印標識」と呼んでいるそう。
この道はロータリーでの進行方向が複雑なうえ、多方面に道が伸びているため、異形な矢印の標識が設置されたのだとか。
(WEB漫画家・やしろあずきさん)
「見たことないもん俺、マジで。絶対嫌だよあんなの。運転したくないもん」
さらにもう1つ、変わった標識があるという場所へ。こちらにある「すべりやすい」という警戒標識も石井さんオススメ。通常は一般車の絵が描かれているのに対し、トラックが描かれた「トラックすべりやすい」の標識は全国でも珍しいと石井さんは言います。
速度が出やすい下り坂からの急カーブで、大型車にとっては特に危険と判断され、この標識が設置されたそうです。
一度入ると通り抜けられない奇道とは!?
続いては、石井さんとっておきの奇道へ。普通に車で走れる道を進み続けると、奥には交差点が見えるのに封鎖されていて行き止まりに。一度入ったら通り抜けられない、まさに謎の奇道です。
昔はこの道が交差点へと繋がっていた旧道だそうで、新たな道路の開発に伴い分断されてしまったのではないかと石井さんは考察します。さらに畑などが道路に面しているため、行き止まりの標識が道の入り口に設置できないのでは、とのこと。
トンネルに横穴!?標識も残る封鎖された道
最後は、石井さんが神奈川県でトップクラスに奇妙だと語る道へ向かいます。到着したのは、1982年に完成した藤沢市の「大庭トンネル」。全長約500mのトンネルを進むと、トンネル内に封鎖された横穴が突如出現。フェンスで閉ざされているものの、穴の手前には古びた「横断歩道」の標識が見えます。
さらに中を覗いてみると、奥には「止まれ」の標識や向こう側へ通じる出口も発見。トンネルの外に出て、横穴の反対側へ行ってみることに。
(道マニア・石井良依さん)
「こんなトンネルが人知れず眠っている。あらためて見てみてもここは飽きない」
トンネルの横穴へと続く道路の入り口も封鎖されていましたが、年数のわりには綺麗な状態で残っていることにWEB漫画家のやしろあずきさんも興奮するのでした。
「(道に)驚くことはもうないと思っていた」というミキの2人も、驚きの連続の回となりました。
1月31日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より