マヂラブ、名古屋のお嬢様とご対面!歴史と伝統の“お嬢様学校”『金城学院高校』ハンドベル部&ハープアンサンブル部
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、名古屋市にある『金城学院高校』です。
130年を超える歴史を持つこの学校は、アメリカの宣教師によって創立。名古屋きっての“お嬢様学校”といわれる中高一貫のこの女子校に、全国でも珍しい部活動があるとのことで、マヂラブが向かいました。
「ごきげんよう」と、セーラー服姿の大勢の生徒たちに声をかけられた二人。日本の学校で初めてセーラー服を採用したのは『金城学院』だそうで、100年前から続く制服に憧れを持つ名古屋女子もいるとか。セーラー服を着る上での決まりみたいなものを尋ねると、「スカート丈は守ってください(ヒザが隠れる丈)ということと、スカーフをきれいに結びましょう」という2点を教えてくれました。
校内を案内してもらうと、国の登録有形文化財の建物が。ステンドグラスが美しい1936年に建てられた“榮光館”という講堂で、中にはパイプオルガンも設置されています。この学校では、毎朝15分間、教室や講堂で神に祈りを捧げることから一日が始まります。さらに週に一度は、全校生徒が講堂に集まって、讃美歌を歌い、聖書を読むなどの礼拝をします。
そんな礼拝に欠かせない部活動が『ハンドベルクワイア』です。1970年創部で、日本で初めてのハンドベル演奏チームとしてスタート。学校行事の他、教会などを始めとした地域の施設でも演奏活動をしています。披露してもらった美しい音色の“アメイジンググレイス”にマヂラブの二人は「神秘的だわ…」と感動しますが、目の前で見た演奏の忙しさにもビックリ。普段は触る機会のないハンドベルを持たせてもらい、音を鳴らすという貴重な経験もしました。
さらにもう一つ、全国的に珍しい『ハープアンサンブル部』にもおじゃましました。「ハープは一人で演奏するもの」とイメージしていたマヂラブの二人は、10数名が同じハープと共に整列しているのを見て、不思議な感覚に。ハープの弦はピアノと同じ音階順で、この学校で使っている“アイリッシュハープ”は、ハープの上部の木枠にある、それぞれの弦のレバーを上げ下げすることで、音を半音変えることができます。曲を披露してもらうと、こちらも優雅で美しい音色ですが、レバーの操作があるため演奏が複雑で忙しいことを目の当りに。野田がレバーの操作の必要がない童謡の“チューリップ”に挑戦すると、なんとかワンフレーズは弾けましたが、音階順とはいえ弦の並びが見えづらく難しい楽器であることを実感しました。
日本初のセーラー服、珍しい部活など、“名古屋のお嬢様学校”といわれる歴史と伝統が分かった今回の訪問でした。